初心者と話していると、ファイルの種類を訊いているのにアイコンしか憶えていないことがある。こっちが偶然同じソフトを持っていなければ話が通じなくてイライラする。
ファイルの種類をアイコンで判断するのは無理だ。
たとえば「

説明書」と表示されるのが普通だろうが、我がコンピュータでは「

説明書.TXT」と表示される。メモ帳の代わりに EmEditor を使っているから EmEditor のアイコンが表示され、すべての拡張子が見える設定にしているから拡張子が表示されている。
MS-DOS からコンピュータに親しんでいると、
拡張子が見えないとアカンと思ってしまう。
ドット以下3文字程度のファイル識別子のことだ。readme.txt とか listen.wav とか…。ちなみに
WINDOWSではなくUNIXや
Macにはこういう規則はない。
要するに
アイコンはコンピュータごとに違うから、他人がアイコンを見ても何のファイルか分からない。しかし拡張子を見れば、それが文書なのか画像なのか、音楽なのか一発でわかる。
KISS.TXT なら文書だし、
KISS.MP3 なら音楽だし、
KOYANAGI.JPG なら画像だ。
拡張子を知らないとデータの話が進まないのだが、Windowsの標準設定では拡張子が見えない。見せたくないなら UNIX のように最初から使うな!