火の鳥

私は、手塚治虫の漫画「火の鳥」が、大好きです。
始めて読んだのは、高1の時、未来編を読んで、頭をハンマーで殴られたような
衝撃を受けました。
「こんな漫画が有るのか?」そう思いました。

心も体も人間の女に変身する、異星人のムーピー、何回も復活する、宇宙生命体の火の鳥、
火の鳥をめぐる人間や生物の壮大な物語。
古代、現代、未来にわったて紡がれる物語。
火の鳥は、無限に渡る時間の間、生き物の運命を、じっと見つめています。

火の鳥は、全て読んでいますが、特に未来編と望郷編が好きです。
今でも、たまに読み返していますよ。

私のホームページの読者に、中学生、高校生がいたら、特に火の鳥を読むことをおすすめします。
中高年になると、感受性がにぶくなって、感動できなくなりますから。


女流漫画家の石坂啓さんが言っていました。
「高校生のころ読んだ、手塚治虫先生の漫画の火の鳥や奇子は、いまでもきれいに
 保管してあります。高校生のころ、親よりも、友達よりも、他の誰よりも、私の心の近くにいたのは、手塚治虫さんでした。
 その漫画本を開くと、その中には、今でも、無限の世界が広がっています」

素晴らしいの一言です。おすすめ本です。


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