「川柳・作品」2008年1月号推薦
川柳白帆吟社
|
成田 孤舟推薦
|
ふるさとに立つと明日が軽くなる
|
荻原 鹿声
|
ケータイの圏外に棲み人となる |
望月 弘
|
|
|
川柳「蒼の会」
|
山崎 蒼平推薦
|
北風に晒した足で駆けてゆく
|
荻原 鹿声
|
カーテンの外は何時でも生きる音 |
袴田よし司
|
|
|
川柳路吟社
|
木村 紀夫推薦
|
木洩れ日を拾って明日の夢に盛る
|
坂本 嘉三
|
腹の虫収める長い二三分 |
深尾 きく
|
川柳路吟社
|
角田 誠推薦
|
木洩れ日を拾って明日の夢に盛る
|
坂本 嘉三
|
亡き母の声かも知れぬ妻の口
|
金澤 紀六
|
|
|
川柳路吟社
|
飯田サイコ推薦
|
ふるさとに立つと明日が軽くなる
|
荻原 鹿声
|
振り出しに戻るさいころばかり振る |
金丸 年子
|
|
|
川柳路吟社
|
堀井 勉推薦
|
空蝉の身につまされてそっと撫で |
大古 幸子
|
子犬来てママになってる三才児 |
加藤のぶ子
|