窓のあちら側
窓のあちら側



装画 泉谷淑夫「風の神話」
(2007/2/20)


管理人から
ふしき文学館のシリーズの一冊なのだが本当に不思議な本である。
もともと寡作で長編が主体であるのに短編集(それも未収録3作品含む)が編纂され、
まず陽の目を見ることもないと思われた初期の短編が2篇もふくまれている事である。
(どうせやるなら「センチメンタル・ジャーニイ」も収録してくれれば良かったのに)
あと、全く個人的なことになってしまうが、自分が一番好きな「雨の降る星、遠い夢」が収録されているし。
1977年にデビューして30周年となる記念の年に出版されたのも何か意味があるような気がする。

通常、表紙はスキャナにてスキャンしているのですが、金や銀は反射してしまい黒くなってしまいます。
この本のタイトル「窓のあちら側」も金文字だったためデジカメにて撮っております。
まあ、ご覧になっている方には関係ないんですけど。(^^;


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