マイマップの勧め  「日本の石仏」誌 会員の広場へ投稿            総目次に戻る
石仏報告や石仏案内には、石仏地図がぜひ必要であるが、これまで推奨出来るような地図作りの手法がなかった。研究者がそれぞれが工夫し苦労して地図を作っているが、利用する側から見るとお粗末であまり役に立たないものが多い。
最初から地図作りをあきらめている資料や報告も多い。地図が必要な記事のほとんどに地図が付いていないため、利用価値が著しく下がっている。。

これまでの石仏地図には @手書き地図 A市販地図のコピーの上に石仏位置を記入した地図などがあった。
@そのまま現地に持参してもほとんど使えず、あらかじめ既存地図と付き合わせて詳細に検討し、コースや石仏位置を書き込んだものを作っておかないと役に立たない。
A市販地図にはすでに情報が目いっぱい書き込まれているため、非常に読みにくい。面積が広いため、雑誌や出版物に収まらないし、縮小コピーするとさらにごちゃごちゃして読めなくなる。
など理想からほど遠かった。

理想的な石仏マップは、次のようなものと思われる。
1)市販地図と見較べる必要がなく、その地図だけで現地で石仏が探せる。
2)地図だけから現地の交通機関、歩く時間などのイメージが描ける。
3)地図を見ているうちに、石仏探索に出かけたくなる。
4)誰でも作れて、時間/手間が最小限。

最近Google社から提供された「マイマップ」は、作るのが簡単で 使い勝手が良く、石仏地図作りに理想的な技法と思われるので紹介する。
下記の大畠ホームページに、「日本の石仏」最近号に掲載された石仏見学会記事5件と、同封された石仏通信の石仏巡り記事5件、計10件の石仏マイマップを公開してある。
「使い方」マニュアルにしたがって使ってみて頂き、記事と読み較べて使い勝手の良さを実感/評価してほしい。
                    →目次へ
マイマップの特長
@地図の縮尺を変えるだけで、全体分布図と詳細道順図の両方が見られる。
A作るのが簡単で短時間(10件の作成時間は1枚当たり20〜30分程度だった)。
B記事の目標や番地が正確なら、行ったことのない場所の石仏地図でも自分で作成できる。

ホームページには「作り方」マニュアルも載せてあるので、マイマップ作成にも挑戦してほしい。半日程度の練習で作れるようになると思う。
     
マイマップにはさらに夢がある。携帯電話やスマホの案内で知らない土地を訪ね歩くことが、当たり前になりかけている。マイマップはホームページの一種である。印刷された地図を持たずに、携帯やスマホだけで石仏巡りするという次世代の夢がすでに可能な時代になっている。
マイマップは個人レベルでも十分便利に使えるが、石仏仲間共有の手法として普及すれば、メールやホームページで公開できるので、活用範囲が大幅に広がる。ぜひ普及/定着させたい。