生首持ち青面金剛 写真集B             写真集Aへ         目次に戻る            
    (1)青面金剛本尊と生首のクローズアップ
   
   
*シリーズ後半になると、生首の表情が目と口だけの単純な形に変わり、一見ドクロのように見える。
(ただしドクロにはがないから、生首であることには違いはない。)
   
  (2)三猿と邪鬼 1−2の例外を除いて同じデザインで作られている。 左右のサルが向き合う「対面サル
参考: ほかの石工による対面サル 生首持ちの出現以前から、「対面サル」は作られていたので要注意

我孫子・中垰不動尊  正徳3(1713) 合掌−鈴

我孫子・中垰不動尊  享保9(1724) ドクロ環

柏・宗寿寺  正徳3(1713) 鈴−金剛杵
比較のため再出 生首持ち(1718〜)
「対面サル」は、埼玉東部〜千葉西部の広い地域で「生首持ち」の初出以前からよく見られるデザイン。
サルのポーズだけで同じ石工の作品と断定するのは危険であり、慎重な見極めが必要である。

  ★邪鬼の首のねじれ、足の位置  ★本尊の足の位置、O脚気味・・・

目次に戻る   写真集Aへ