金沢古道の石仏                     目次に戻る
 
 
◆笹下釜利谷道路:
金沢道旧道に平行して作られた新道。鎌倉街道上大岡駅の先、関の下交差点を左折。氷取沢でトンネルを抜けて金沢文庫駅に達する。

◆金沢道旧道:
笹下川に沿って旧道がほぼ残っており、能見台団地までたどることが出来る。能見台団地から先は六い国峠ハイキングコースにつながり、山越えで金沢文庫駅に至る。
旧道コースの案内
日下(ひした)小学校
バス停の先−新川橋交差点から古道に入る。
笹下川の左をほぼ道なりに進むだけである。
(等高線に沿って進む−上り道に入らないこと)
栗木付近で一旦新道に合流。左折し、杉田新道から枝分かれしてトンネルの上を通る道が古道の道筋で、山道に入ると、すぐに向坂石仏群がある。
(最初は入り口が分かりにくいと思う。−−分からないときは、バッティングセンターの駐車場の奥から山道に入ると向坂石仏群の前に出る。)
しばらく山道が続いたあと、人家裏を通る旧道に出る。

上中里の先、公園に突き当たったら、右折−岩舟地蔵を経て見晴らしの良い場所に出る。階段を下りると氷取沢高校のグランド。
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ここから先は大規模開発された能見台団地で、旧道は一旦途切れる。
 
新道/旧道沿いの石仏
@若宮御霊神社 珍しい三面青面金剛(元禄14年)
A妙蓮寺 妙法庚申塔 巨大な「南無妙法蓮華経」の石柱の裏が庚申塔になっている珍しいデザイン。
B栗木墓地 寛永/寛文の古い立派な墓石。馬頭観音。
C向坂石仏群 バッティングセンター駐車場の一番奥が山道につながり、「杉田道」「新町道(保土ヶ谷道)」道しるべを含む石仏群がある。付近は旧道の当時を思わせる山道。杉田道の分岐点も山道の姿で残っている。
D上中里神社 一旦新道に戻り、少し入り込んだところに上中里神社。延宝4年剣人型青面金剛がある。
E随縁寺 脇道
F岩舟地蔵 旧道に戻り、郷戸坂を上る。公園に突き当たるところで右折すると、岩舟地蔵がある。

見晴らしの良い場所に出たところで、行き止まり。階段を下りると氷取沢高校野グランド。
ここから先は、山を崩して大規模開発された能見台団地で、旧道は一旦途切れる。
 
氷取沢高校グランド脇をそのまま直進し、細長い能見台北公園を縦断するのが旧道のルート。公園を出てさらに道なりに直進すると、団地背後の能見台緑地への階段があり、ハイキングコースにつながる。「能見台跡」を経て金沢文庫駅に出るハイキングコースが山越えの金沢道旧道である。→「金沢区の石仏」へつながる。
                    六国峠ハイキングコース