永谷の石仏 目次に戻る |
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永谷神明社![]() |
下永谷2-19住宅地の「ふてくされた邪鬼」![]() |
水田階段上 屋根付き道祖神![]() |
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このコースの特徴は普通はめったに見られない馬頭観音像(座像、立像)が多いこと、、保存状態のよい双体道祖神がかなり見られることである。 長い間続いた環状2号線の道路工事がようやく終了し、移動され仮安置されていた石仏が戻ってきたので、本稿を改訂する。(1999年6月) |
コース案内 |
@永谷天神 上永谷駅北側を戸塚方向に引き返すと、山沿いの遊歩道を通ってすぐに有名な 永谷天神がある。境内に不動明王ほかの石造物が多い。 A永谷天神のすぐ隣が貞昌院天照寺で、門内に六地蔵。入口脇には五輪塔と小観 音堂内に馬頭観音座像がある。 Bすぐ隣の路傍(青少年の家跡?)に青面金剛と地神塔。 |
C小さな「せせらぎ歩道」に沿って歩く。車道に出たところが「日限地蔵入口」。 横断歩道を反対側に渡り、そのまま山際の旧道に入って右方向に引き返すと途 中の山側に馬頭観音2基があるが、小さいので見つけにくいかも知れぬ。
D永野小学校裏: |
E水田(すいた)の石仏 環状線に戻り、左側の広い歩道を進む。街路樹が豊富なので意外に快適である。 「環2水田」交差点の10m手前に左に上る階段を登ると大きなマンションの 下に水田の石仏群がある。(工事完了で戻ってきたもの) 仲良く石の家に入った双体道祖神(明和5)が珍しい。 ▲稲荷社の道祖神 |
▲中永谷 環状線に戻り、「環2中永谷」交差点を右折して旧道に出る。 環状2号線の交差点中央、ひどく場違いな場所に馬頭観音(寛文12)がある。 |
F神明社: 旧道の入り、「中永谷」バス停先で右折して、永谷神明社参道に入る。 階段下にあるのが七観音。(聖、馬頭、千手、十一面、如意輪、不空羂索、准胝)。七観音の後にGが移設された。 階段の上、神明社拝殿左手に石碑、石仏がまとまっている。 西南戦争戦没者の碑が珍しい。ほかに双体道祖神、不動明王、地神塔。 |
G下永谷2-15→神明社 住宅街にあった青面金剛と回国記念碑が神明社に移設されている。青面金剛に踏まれた邪鬼の姿がどうにでもしてくれ」とふてくされているようにも見え、三猿のボスのようにも見えてユーモラスで変わっている。(神明社七観音の後) |
○神明社に引き返す。神社の階段を下りて馬洗川の川沿いに進み、もとの車道に合流した地点、個人宅に入る橋のあるところが下永谷1−2の大津氏宅で、「港南の石仏」によるといくつかの石仏を保管されているとのこと。 |
H次の橋が般若寺。 左手駐車場側から入るとペットの墓。右の地蔵堂の中に地蔵、双体道祖神、板碑など保管されている。 |
I 中永谷まで引き返し、「下永谷駅入口」の標識を右折して先程の「環2中永谷」交差点を渡って、下永谷駅へ向かう。 あざみ幼稚園の脇の坂を上ると、幼稚園正門を過ぎた先の右手に馬頭観音。 ○もとの道に戻ると、右手の高台が百合ケ丘住宅のマンション群。最初の一号館の下に当たる道ばたに青面金剛と双体道祖神がある。 |
帰路:あと10分ほどで地下鉄下永谷駅。JR戸塚駅まで二駅。 (駅を通り越して更に8分で有名な日限地蔵。ここから戸塚駅行きバスがある。) |