板橋宿の石仏          目次に戻る  
 
@東光寺 寛文2
  A観明寺 寛文1
 
中山道(国道17号)に沿って地下鉄都営三田線や首都高速5号が走っている。17号線と平行して旧中山道と旧板橋宿があり、板橋宿は歩行者天国の商店街として繁盛している。町起こしの参考の意味でも一度は見学しておく町であろう。
青面金剛は寛文の始めに江戸で作られ、全国各地に広がったとされる。ここにはその江戸青面金剛の第1号と第2号があり、同じ石工の連作と思われる。

最寄り駅:都営地下鉄三田線 板橋区役所前またはJR板橋
JR板橋の東口駅前は板橋刑場跡で近藤勇の墓がある。
コース案内
@東光寺 寛文2年の青面金剛:2童子4薬叉邪鬼サルトリを連れたにぎやかな青 面金剛、三面。他に宇喜多英家の墓、追分け地蔵など。
 この寺だけは宿の通りからはずれているので見逃さないよう注意。
A観明寺 寛文元年の青面金剛:四薬叉はないが、2童子ほかを連れており、@と同じ石工の作と思われる。一面二眼の剣人標準型。すでにショケラを下げており、青面金剛は最初からショケラを下げて登場したことが分かる。
B馬継ぎ場跡石仏群。馬頭、庚申、地蔵。

C板橋 地名の起こり

D縁切り榎
参考 次の2体も同じ石工の連作で、中山道に近い場所にある。所在地の略図を示しておく。  
 
連作でありながら、本尊や夜叉の姿/衣装が次々に変化しているのが謎であった。。  
Z3 所沢
Z4 浦和

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