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長柄上![]() |
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高祖坂![]() |
玉蔵院![]() |
茅木山![]() |
栗坪![]() |
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葉山の石仏(その1) 逗子駅から徒歩で出発 <逗子市内 > ▲京急新逗子駅前、市役所隣の亀岡八幡に寛文11の古い青面金剛。 輪、索、数珠、金剛鈷を持つこと、邪鬼が顔だけ、各手首にヘビが巻き付くな どの特徴があり、この様式の初期青面金剛が藤沢、葉山、鎌倉に分布する。 ▲史跡:六代御前の碑 |
葉山<逗葉新道沿い> 桜山トンネルを抜けると葉山町で、すぐ長柄交差点バス停。逗葉新道(有料)を左右に絡む旧道に沿って石仏が点在する。 ●バス停すぐの笠原商店前の崖の上に庚申群。足場が悪く滑りやすいので注意。 寛文9三猿 庚申の文字がない。 ▲最初の旧道に入ると長運寺があり、境内に庚申。 同じ道を長柄交差点バス停に戻る。(帰りは逗葉新道を越えず新道右側歩道を通る。) |
<葉山下山川沿い> 長柄交差点からバスに乗り、葉山(葉山御用邸前)で下車。三崎方向に進む。 ●バス停のすぐ先、左側の高い場所に下山口神明社があり、階段の上に庚申群。天明元年の大きな青面金剛が印象的。町指定 ●「葉山公園入口」交差点を左折。真っ直ぐ1km強歩く。初めは広い車道だが、やがて道が狭くなり、山中の感じになる。 道が川に向かって下りになる直前、二股に分かれる場所に茅木山庚申群がある。(前を見て歩いていると意外に分かりにくく、後を振り返るとすぐ見つかる。) ◎延宝8年の四手青面金剛 金剛鈷、三叉戟、索、棒。片手サル 町指定 (大船多聞院/鎌倉八雲神社と同年、同様式。) (このあと道は下りとなり、川を渡って下山川沿いの道になって、横須賀衣笠方面の車道(葉山の石仏その2)につながる。) ●ご用邸に向けて引き返す。2番目の橋に向かう路傍に庚申群。(詳細図) 元禄六年の片手サル。ほかにとろけた青面金剛。 |
<葉山ご用邸付近> ご用邸に戻る。ご用邸をはさんだ「葉山公園」と「しおさい公園」は素晴らしい眺めの海岸公園で絶好の昼食場所。 ●バス道に戻り、逗子方面に引き返すと、次のバス停が「旧役所前」。バス停前の玉蔵院に古い庚申が揃っている。 ◎寛文5の三猿 町指定 ○元禄5の片手サル阿弥陀庚申 町指定 ○文化3の八手青面金剛 |
葉山の石仏(その2) 横浜横須賀道路の横須賀ICから葉山に出る車道は、開発の進む「湘南国際村」につながり、更に久留和海岸、立石海岸方面ともトンネルでつながって、新しい観光ルートとして人気が出始めている。この新道に絡むように静かな旧道が平行しており、石仏が旧道沿いに点在する。 JR逗子駅から「衣笠」「湘南国際村」行きバスで「滝の坂」下車。 ●新善光寺を出てすぐ、「水源地入口」バス停近くの路傍に二体の庚申塔が安置。片手サル ●左の旧道に入ると小川沿いの静かな田舎道で、やがて「上山口栗坪の庚申群」 ●「猪俣小平太の墓」を過ぎ、道が川を渡る地点に「寺前の庚申」二体。 ▲道なりに進むと車道に出る。 ▲不動橋バス停から右に入ると、不動滝の堂。その先に「大沢の庚申」 ▲道なりに行くと車道に戻るが、次の道をまた右に入ると「高祖坂の庚申」 ▲この道をさらに進むと大楠山登山口バス停からの登山道と合流する。分岐点に数体の石仏がある。 <帰路> |
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