前回の感想の続きです。

◆人生の分かれ道で、自分にとって楽な道と、険しい道があったら、絶対険しい方の道を選ぶという事です。その方が得るもの学ぶこと、苦しいけど楽しい事が多くあるのだと思ったからです。
◆耳、口を使うことができない人がいます。最初は、おどおどしていたけど、手話を使って話してくれた事に、とても感動し、嬉しかったです。こういうのは、ふれあいが大切なんだなぁって改めて分かりました。
◆「後悔ではなく、反省を」という言葉が、とても印象に残りました。ただ、「あの時、ああしていれば…」と悔やむのではなく、「あの時、ああしてしまったから、次はこうすればうまくいくな!!」と反省し、失敗を成功につなげることが大切なんだなぁと思いました。
◆最初見た時、少し驚いたがそれよりもビックリしたのが車イスだった。正直言うと悪く思われるかもしれないが、普通に考えてハイテクで面白くて、ちょっとかっこいい車イスだと思った。早さもなかなか速くて、少し乗せてもらいたくなった。かなり疑問に思ったのが、バッテリーはどうなっているのだろうかという事です。重さ200kg?時速6km?充電式でも1時間位しか動かないのでは?今度どこかで講演を開かれる時、その疑問も触れて下さい。
◆伊藤先生は、とても強くて素敵な方だと思いました。充実した人生を送っているように見えました。幸せか不幸   かは、やっぱりその人の心の持ちようで変わると実感しました。「自分に勝つ」ことによって、大きな心の持ち主になろうと思いました。
◆自分に負けないこと、やった事はきちんとやり通すこと、悩んだっていい、苦しんでもいい、それが生きていく上で当たり前だし、自分にとっても大切な事なんだと改めて思いました。
◆今まで、凄くいろんな事で悩んだりしていて、「他の人は、こんな事で悩んではないのに」とか「なんで自分だけがこんなに辛くなくちゃいけないんだろう」とか思ってたり、周りをうらやんだりいていました。だけど、悩みの内容は違くても、それぞれに苦労している事があるんだなぁと、今まで幸せを周りとの比較でしか感じられなかった自分が恥ずかしいです。
◆「私の人生は、私だけのものではない」という事を学び、とても励みになりました。
◆あごで操作する電動車イスをはじめて見たし、電動車イスの知らなかったいろんなことも見えたし…。今日の講演会で、人生きっと明るく生きたいなぁと思いました。
◆私も、もっと強く生きていかなくてはいけないと思いました。今まで、私には沢山の悩みがありましたが、乗り越えることが困難で、今でもまだ引きずってしまっているものは少なくありません。でも、伊藤さんが教えて下さった“反省はしても後悔はするな”という言葉に、私は強く心をうたれました。これからは、今までの後悔を反省に変え、悩む時も自分に納得できるまで悩むことにしたいと思います。
◆「人の可能性」っていうものをすごく身に染みる講演でした。それと同時に、私にもまだまだ何か生きる「可能性」があるのではないかと、少しワクワクしています。私にも出来ること…その場ごとに今、やるべき事をよく考えて、今をそして、未来を生きて行こうと思いました。
◆「死んでしまっても良い」伊藤さんは、そう思った事があると言っていました。その言葉を聞いた瞬間、胸に何かが突き刺さりました。私も、「自分なんて生きていても仕方ない。このまま死んでしまえばいいのに」と何度も思った事がありました。その度に答えを見つけ出そうと努力もしました。しかし、見つかる事はなく、いつもぼんやりと終わっていました。でも、今日の講演を聴いて分かりました。伊藤さんは、「自分の意志で心臓は止められない」そう言っていました。胸が焦げるような気持ちと安心感のようなモノが生まれました。伊藤さんは、命の大切さを知っている、とても素晴らしい人なんだなと実感しました。

 障がいがある人は、沢山助けてもらう事が多いけど、それは健常者も同じです。お互いに“生きる”ことは助けられながら生活しているという事です。ゴリラも、また素晴らしい若者達に勉強させてもらい、少し人間になってきました。ありがとうございました。