障がい者施設に大日本プロレスがやって来た〜。

 港北区にある“花みずき”という障がい者生活支援施設の玄関前に6m四方のリングが設置され、あまりにも大きくて迫力を感じた。
リングの回りには、ハンディキャップのある方もない方も集まり、これから始まるイベントに約300名がお祭り気分。
まず、観客の中から子供たちと施設のスタッフが選ばれてリング上へ。腕立て伏せやスクワット、前転などの基礎運動を面白くプロレス教室が始まった。その時に初めて分かったのだが、リングのマットが柔らかいものだと思っていたら、床が木の板だったのには驚いた。
 試合は、シングルマッチとタッグマッチが行われ、笑い、悲鳴、拍手、場外乱闘ありの試合に大盛り上がり。普段は、過激なパフォーマンスもあるようだが、だいぶ抑えてくれたようである。1時間半がアっという間に過ぎ、施設にいることを忘れるくらい夢中になって楽しめた。プロレスは、テレビでしか見たことがなかったがライブは迫力があって、選手の鍛えた体や額の傷跡には凄みがあった。試合後のレスラー達は、ひょんきんで明るく優しかった。
 障がい者施設でプロレスのイベントを2年連続開催している「花みずき」のスタッフに拍手を送りたい。ありがとう!