ウワァーパンク?!
 「はがき通信」懇親会in福岡に参加するため、Sさんと横浜から博多まで新幹線を利用。博多到着後すぐにホテルにチェックイン。

    

 懇親会会場であるハイアットリージェンシーホテルに向かった。ホテルの入口前に着いた時、突然電動車いす右前輪のタイヤの空気が「スー」と抜けてペチャンコに。パンク?!このまま動くとチューブがダメになってしまうのでホテル入口から動けず。介助者のヒロミちゃんに頼んで近くのガソリンスタンドから空気入れを借りてもらったり、Oさんがパンク修理剤のスプレーを買って
きてくれたり、いろいろ試してみたがパンクは直らず。本当に困った。大ショック!なにしろ動けないのだから…。電動車いすの一番の弱点だ。充電とタイヤだけは、本当に自分の足と同じなのが身に染みてわかった。

 パンクのままゆっくりと懇親会会場へ移動するとすでに懇親会は終盤。腹ペコだった。残してあった食事に食らいつく。食事は、Sさんがレストランに残すように伝えてくれていたので助かった。
 ここからどのようにして宿泊ホテルに帰ろうかと悩んでいたとき、清家さんにバッタリ。事情説明
すると自分が乗って来られたリフトカーを貸してくれてホテルまで送ってもらった。

 翌日、故郷の直方に帰る予定だったがパンクでは帰れないので、予約してあったリフトタクシーをキャセルし、帰らないつもりでいた。ホテルの部屋で1日中過ごすつもりでふて寝をしていた。
 そんな夜中に、ドアをノックする音がした。清家さんの事業所のスタッフの方が、タイヤを持って来たという。清家さんの古い電動車いすのタイヤを外して部屋まで持って来てくれたのだ。な〜んて優しい。
私の電動車いすに取り付けたところサイズがピッタリ!!私のタイヤサイズが8インチなので、使っている人が少なく奇跡的な一致であった。凄い!深夜、大きな感激に包まれた。感謝の気持ちで一杯だった。スタッフの皆さん、ありがとうございました。

 翌日、清家さんのリフトカーを運転手さん付きで貸してくれて、故郷の直方で母や親戚に会うことができた。帰るのを諦めていたので、清家さんのお陰で7年ぶりに母に会えて嬉しかった。ありがとうございました。故郷の味を大いに堪能した。
故郷から戻った夜、皆で食事をして博多の夜も楽しむことができた、いい思い出になった。

 3日目、会議が終わり博多駅へ。2階にレストランがあったので、最後のとんこつラーメンを食べた。最高に美味しかった!

 「はがき通信」の懇親会は、前回は電動車いすで転倒、今回はパンクという災難続きである。二度あることは三度あるというが…。次回こそは、トラブルがないように祈りたいものだ。
今回のトラブルで、ホテル玄関前でデカイ電動車いすが陣取って迷惑をかけたにもかかわらずホテルスタッフの方たちが親切で、出張パンク修理屋やバイク屋さんの地図などを探してくれて、とても親切にしてもらった。そして、福岡懇親会のスタッフの皆さんと参加者の皆さんにも、大変ご迷惑をお掛けしてしまった。申し訳ございません。清家さん、そしてスタッフの皆さんには、本当にお世話になりました。
同行してくれたヒロミちゃん、今回もお世話になりました。いつも、心配やご迷惑をかけて申し訳ございません。心から感謝しています。ありがとうございました。
また、多くの方に感謝の気持ちで一杯の旅行だった。