メモ帳(2019年 平成31年・令和元年)


出合った書籍や人の言葉から、気になったセンテンスを抜書きしたメモ帳です


生物学的高齢期の生き方(生物学者 本川達雄)
 人体は構造物のため、耐用年数が尽きる時が来る。生物学的には人間の寿命は50年で、その後は人工的に生み出される特別な時間だが、莫大なエネルギーと引き換えに可能となった。本来次世代が使うはずのエネルギーや食料を消費してしまっていることを意識しないといけない。
 生物学的に導き出されるのは、次世代のために生きることが、長生きの許可証を与えられる条件になるはずだ。体力的に可能なら孫の面倒を見たり、農業なので食料を生産したり、老老介護を行ったりすることは次世代の負担をけいげんするので勧められる。


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