イタリア半島西海岸南部にあり、繁栄を誇っていた古代ローマ都市ポンペイは、79年のベスビオス山大爆発によって町は完全に埋没し、1748年に遺跡が発見されるまでは放棄・忘却されていたとのことです。 左の写真は、遺跡からベスビオス山を望む風景です。 当時の人々の生活を偲びながら1時間半程の散策をしました。 |
メインストリートは石畳で舗装され、路の両側には商店・公衆浴場等の公共建物・市民の住宅等が整然と配置されていました。 右の写真は公衆浴場の内部です。犠牲となった、石化した市民の遺体が展示されていました。 |
所々に水のみ&汲み場が設けられていました。メインストリートには各種商店が軒を並べ、商業都市としての繁栄が偲ばれました。 右の写真はワイン販売店のカウンターです。 |
豪勢な住居も見られ、工夫を施した間取り、鮮やさを保った大きな壁画は見事でした。 精細な模様にタイルを敷き詰めた通路も見られました。 |
メインストリートに通ずる路には、石畳に深い轍がありました。長期にわたり馬車等の往来が多かったことを思わせます。路地も整備されていたようです。 日本の真夏と同様な暑さでしたが、約2000年前の街の様子、人々の生活に思いをはせながら、有意義な散策を楽しむことが出来ました。 |
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