★ペーパーバックよもやま話★

ペーパーバックに関する話題を徒然なるままに書きつづります。
感想は、メールか掲示板に。


ペーパーバックとの出会い (2000/08/14)

「学校が終わった後、いつも何してる」
「いろいろさ。昨日はスターバックスでコーヒーを飲みながら、1時間ぐらいペーパーバックを読んだよ」

この会話は1998年5月に、ワシントンDCに会社の研修で語学留学していた頃、学校の友人と交わしたもの。 毎日午後3時に学校が終わった後、遊んでいるばかりなのも気が引けて尋ねてみたのだ。

(そうか!そういう英語の勉強方法があったか!!)
本好きの私には、目から鱗だった。

早速、その日の帰りに本屋に行って、読む本を探し始めた。
私にも読める本を、とヤングアダルトのコーナーに行って、結局買ったのが「Fade」という本。
それから、学校帰りのバスの中で毎日読み始めた。ヤングアダルト向けだから易しいだろうとたかをくくって買った本だったが、 実はそうではなく、結構苦労して読み終わるのに1月ほどかかってしまった。
これに懲りて、在米中はそれ以降、読むのを止めてしまった。

さて、時は流れて帰国前日。
せっかくだから、何冊かは持って帰って日本で読もう、と思い再び本屋に足を運んだ。
今度は好きな作家から、と買ったのがパトリシア・コーンウェルの「Unnatural Expoure」、「Hornet's Nest」とジョン・グリシャムの「Runaway Jury」と 「The Partner」。

帰国後、細々と読み続けていたが、正月休みに読んだ通算4冊目にあたる「The Partner」は、易しくてそして面白くて、一気に読み終えることが出来た。
読み終わった満足感は格別なもので、これがきっかけでペーパーバックの世界にどっぷりつかることとなった。

何時読むか (2000/08/22)

ペーパーバックをいつ読むか。これは大きな問題だ。
通勤が電車なら、電車の中で読むことが出来る。しかし、私は幸か不幸か車通勤。
逆立ちしたって読めはしない。

家で読む。すると子供達がまとわりついてくる。
でーん、と背中に乗ってくる。私の目をつぶらな瞳で見つめて、「パパ、遊んで。」と言う。
遊んでやっていないときも、姉妹でキャーキャー言って遊んでいるので、うるさくって読めたもんではない。
2人で仲良く遊んでいる隙に、こっそり2階に逃げ出しても、不思議といなくなったのを察知して、10分後くらいには追いかけてくる。

子供達が寝静まり、メールのチェックとHPの更新が終わった就寝前。
部屋の電気を消し、ベットランプで本を読む。疲れ切った体に睡魔が襲いかかり、気がつくと同じところを何度もいったり来たり。
いかん、いかん。
気分直しにトイレに行って、水を飲む。
さてと、気を取り直して再び読みはじめても、数分後には夢の中・・・。

で、結局、会社の昼休みに読むことにした。
鐘がなったらさっさと食堂に行き、さっさと食べて、さっさと戻って、本と電子辞書を鞄から取り出す。
あぁ、誰にも邪魔されず本が読める至福の時間。