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虹の谷つうしん

2009年4月〜6月



 6月27日
 屍鬼 三  作:小野 不由美

 いよいよ佳境に入ってきたかんじ。
 原因に気付いた村人が2組。
 夏野の命があるうちに、彼らが手を組めることを祈ってしまう。



 6月24日
 魔界水滸伝 5・6  作:栗本 薫

 さらに新しい人物が登場。
 涼は本当にこれで終わりなのかな?
 結局、活躍する場面がないままだったけど…。



 6月10日
 スローモーション  作:佐藤 多佳子

 『黄色い目の魚』 を思い出しました。
 あの主人公よりももう少し“普通”からはずれた人たちが、
 自分の道を手探りで見つけていくような物語でした。



 6月5日
 魔界水滸伝 3・4  作:栗本 薫

 だんだんとスケールが大きくなってきました。
 涼の役割が何なのか、
 これからの展開がとても楽しみです。



 5月29日
 800番への旅  作:カニグズバーグ

 800番の意味は最後の最後に出てきます。
 読みながら、この物語はどういうふうに落ち着くのだろうかと
 残りのページを見ながら考えてしまいました。
 “ 自分は何者か ” “ 自分はどこに属するのか ”。
 わたしたちが生きるよりどころにしたいそういうことの意味を
 もう一度考えさせてくれる物語でした。
 ボーのお父さんの本当の良さが
 終盤になって初めて明かされるところもよかった。



 5月25日
 屍鬼 二  作:小野 不由美

 ああ・・・次はどうなるのでしょう?!
 伝染病か、誰かの策略か、この世のものならぬ何かか・・・。
 怖くて、不安で、真実を知るのが怖いような気がします。



 5月22日
 トラベリング・パンツ ラストサマー  作:アン・ブラッシェアーズ

 レーナ、カルメン、ビー、ティビーの4人が
 進学のために巣立っていく前の、最後の夏の物語。
 個性の違う4人が、それぞれに自分の世界を手探りで築いていく姿が
 みずみずしくてまぶしい。
 わたしはこの4人の中で、喜怒哀楽がすぐに態度にあらわれてしまう
 カルメンにとても親しみを感じています。



 5月20日
 古王国記U ライラエル
 古王国記V アブホーセン  作:ガース・ニクス

 時間がとれたので久しぶりに大作を読んだ。
 このシリーズは大好き。
 自分の一族で一人前になれないライラエルのつらい焦りの気持ちと、
 進むべき道を進めない王子サメスの心の葛藤は、
 読んでいるわたしもつらい気持ちになってくる。
 サメスが両親を頼りにして相談したいと切望しているところは、
 よくある冒険物語のヒーローではなく、
 16歳という年齢にふさわしく思えて特に好き。



 5月12日
 陰陽師  作:夢枕 獏

 とつとつと語られる文章と安倍晴明の言動がよく合っていて、
 本全体でひとつの世界を創りあげていると感じました。
 怪奇ものは好きなので、シリーズ化されていることが嬉しい。
 でも、図書館に行くと忘れているのことが多いのですよね・・・。



 5月10日
 ミラート年代記 T 古の民シリリム  作:ラルフ・イーザウ

 ラルフ・イーザウさんの作品を読むのは久しぶりです。
 本格的なファンタジーを
 佐竹美保さんの絵と一緒にじっくりと味わいました。
 3部作ということなので、主人公のシリリムの双子が
 今後どのように成長していくのか楽しみです。



 5月5日
 ユリエルとグレン T 闇に噛まれた兄弟
              U ウォーベック家の人々
                      作:石川 宏千花

 図書館の棚から取り出したときに、今風な、若い人向きの表紙に
 ちょっとびっくりした。
 ストーリーはとてもおもしろくて一気に読んでしまいました。
 まだ続きそうなので、これからも楽しみ。



 5月2日
 魔界水滸伝 2  作:栗本 薫

 クトゥルー神話の来歴が説明されている。
 その名称と異形の神(というか怪物というか)のイメージは
 なんとなく知っていたけれど、そもそも小説として生まれた
 ということは初めて知った。



 4月29日
 アルテミス・ファウル 永遠の暗号  作:オーエン・コルファー

 シリーズ第3巻。
 ここまでは買って、4巻目は図書館で借りて読んだのでした。
 戻ってきた父親のことを書いているアルテミスの日記が
 普通の少年らしい気持ちを語っているところがいいと思う。
 妖精の記憶を失った彼が、せっかく芽生えてきた良心を失って
 いるようであることが、彼の人生にとって今までの出会いが
 どれだけ大切だったかをうかがわせてくれる。



 4月26日
 アルテミス・ファウル 北極の事件簿  作:オーエン・コルファー

 久しぶりに読んだらおもしろかった!
 自信たっぷりだったアルテミスがほかの人の能力を認めたり、
 大切に思うようになったりしていく経過が気に入っている。
 もしかしたら3巻は読んでいなかったかな・・・?



 4月20日
 機関銃要塞の少年たち  作:ロバート・ウェストール

 第二次世界大戦中のイギリスを舞台にした少年たちの物語。
 度重なる空襲や侵攻されるかもしれないという緊張の連続の中で、
 自分たちの世界をつくりあげていくたくましい彼らに感心した。
 主人公の少年が絶対にウソをつけないとおそれている父親や、
 少年たちの行動に通じている先生など、
 魅力的なおとなも登場していて楽しめた。



 4月15日
 おれの墓で踊れ  作:エイダン・チェンバーズ

 イギリスのリゾートの町を舞台にした青春小説。
 主人公の少年が事件の始まりから終わりまでを思い出して
 文章にまとめた形式の物語。
 真の友情を求め続けて、でもそれがどんな形で訪れるかわからずに
 個性の強い友人に引っ張られて勘違いしてしまう。
 中には「こんなことって、イギリスではよくあるの?」
 とちょっとびっくりしてしまう部分もありました。



 4月8日
 魔界水滸伝 1  作:栗本 薫

 まず一番おどろいたのは、栗本薫さんが女性だったことです。
 お名前はずーっと前から知っていたのですが、
 「グイン・サーガ」シリーズなどの表紙のイメージで
 男性だとばかり思ってきました。
 物語はまだ始まったばかりなので、今後の展開が楽しみです。



 4月5日
 なぞの転校生  作:眉村 卓

 以前に読んだ『ねらわれた学園』と似ているのかなと思ったら、
 もっと優しい雰囲気の物語でした。
 未来は自分たちで切り開いていくのだというメッセージが
 じっくりと伝わってくるような作品でした。



 4月3日
 妖魔をよぶ街 上・下  作:テリー・ブルックス

 本棚から探し出して久しぶりに読みました。
 ランドオーヴァーやシャナラシリーズとは違い、
 現実世界を舞台にしたファンタジー。
 夏の風景と主人公の少女の心の揺れや未来への希望と、
 言霊の騎士が夢の中に見る絶望的な未来の対照的なイメージが
 より強力な印象となって目に浮かんできました。





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