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虹の谷つうしん

2005年10月〜12月



 12月25日
 メリーな夜のあぶない電話  作:斉藤 洋

 たかおのつくもライフ・シリーズ 第2巻。
 夜に黒い物体に追いかけられる場面はちょっと怖かった。
 (正体がわかっても、やっぱり怖いかも。)
 最後に次のつくも神の予告があって、このままつくも神が増えたら
 たかおの部屋はいったいどうなってしまうのか心配だ。



 12月23日
 真夜中マイフレンド  作:斉藤 洋

 たかおのつくもライフ・シリーズ 第1巻。
 斉藤洋さん独特の親しみやすいことばづかいの楽しい作品。
 のんきなお父さんもちょっと存在感があっておもしろい。



 12月10日
 カーニバルの少女  作:ドロシー・ギルマン

 原書は1950年に出版れているそうだけれど、
 古いという印象はまったく受けない。
 自由で無邪気な心が自分と周囲の人を変えていく。
 誰かと理解しあうためには、偏見や第一印象にとらわれず、
 直接会話をして相手を知ることが一番早い方法だと改めて思った。



 12月6日
 シキュロスの剣  作:泉 啓子

 ファンタジーかと思って読んだら違っていた。
 この先がどうなるのか心配で、結局、一晩で読んでしまった。
 啓太がこわかった。
                               by(ゆ)



 12月2日
 シキュロスの剣  作:泉 啓子

 読んでいる間中、主人公の声にならない叫びが聞こえてくる
 ような作品だった。
 子どもがこんなに追い詰められるような状況になってしまうことが
 本当にあったら、周囲の誰が気づいてあげられるんだろう。
 行動を起こすときは、心の中で助けを求めているのかも知れない。



 11月28日
 ティーン・パワーをよろしく 1  作:エミリー・ロッダ

 中学生6人組が事件を解決するシリーズ。
 今回の第1巻では男の子の活躍があまり目立たなかったけれど、
 2巻目以降はひとりずつスポットライトが当たるそうで楽しみ。
 仲間のだれかをときどき不愉快に思ったりしても、
 いつも一緒にいるのが当たり前で、何でも言えたりする。
 そういう関係って誰にでも必要なのではないかしら?



 11月26日
 魔法使いハウルと火の悪魔  作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

 DVDを買ったので、見る前にもう一度読んでみた。
 不思議なことに、読むたびに前よりも好きになる。
 映画のハウルは、やっぱり原作とは別人だとしか思えない。
 「ぬるぬるしてウナギみたい!」というソフィーの言葉がぴったり
 だけど、さりげないやさしさがいいなぁ。



 11月23日
 セヌとレッドのピラミッド  作:キャサリン・ロバーツ

 今年は守護精霊のようなものが登場する物語にも縁があるみたい。
 この本の中では“カー”と呼ばれる他人には見えない分身がいる。
 古代エジプトのピラミッド建築現場を舞台にしてあり、
 大きな石を運ぶ様子がにぎやかに語られている。
 世界七不思議ファンタジーの2巻目。あと5冊出るのかな?
 最初の『バビロン・ゲーム』の方がおもしろかったような気がする。



 11月21日
 ユーウツなつうしんぼ  作:アンドリュー・クレメンツ

 題名がおもしろそうと思って読んでみたら、やっぱりおもしろかった。
 わざと悪いせいせきをとるなんて、すごくびっくりした。
 ノラがふつうの子になるために、ようちえんの友だちのまねをした
 というところが特におもしろかった。
                             by(の)



 11月20日
 サンウィング 銀翼のコウモリU  作:ケネス・オッペル

 行方不明の父を探し求めて旅をする小さなコウモリ シェードの物語。
 エコーロケーションと呼ばれる位置を感知する技を
 コウモリの立場で、目に見えるように描いているところがおもしろい。
 さらにそれを発展させて、物を動かしたり、幻像を創りだしたりと、
 いろいろな方法で使わせていることが、もしかしたら本当かな、
 なんて思えてくるのが不思議だった。



 11月15日
 The MANZAI  作:あさの あつこ

 この作者の『バッテリー』以外の作品を読みたくて借りてきた。
 楽しい中に、ところどころ一人ひとりの想いをちりばめてあって、
 子どもであっても誰もが“マイナスの気持ち”を持つことに気づく。
 悲しい想いをかくして生きるのはつらいけれど、
 それをわかってくれる友達を見つけられたら、
 気持ちが軽くなって、幸せな気分になれると思う。



 11月2日
 ヒットラーのむすめ  作:ジャッキー・フレンチ

 やさしい言葉で静かに語られていく戦争時代が
 しんみりと心の中に染みとおってくる。
 ヒットラーを正気を失った人としてではなく、
 一人の父親として描いているところに救われる気がする。
 主人公のマークが、この話を聞きながらいろいろなことを考えて
 大人に質問していくところが、子どもにも理解し易いと思う。



 10月28日
 ライオンボーイ 2  作:ジズー・コーダー

 ライオンたちは故郷に帰り、チャーリーは両親に会えた。
 とりあえず一段落だけれど、本当の解決は次の第3巻へ。
 比較的近い未来が舞台になっていて、
 環境破壊によるいろいろな変化が、本当にありそうで怖い。
 天野喜孝さんの描くライオンはとても美しいし、ネコはかわいい。
 きっと、動物が好きな方なのでしょうね。



 10月24日
 セブンス・タワー 5  作:ガース・ニクス

 主人公の2人がいよいよ自分の意思で行動を始めた。
 それまで自分の知らなかった世界や人々に出会うと、その違いに
 驚くけれど、心の中に新しい何かが芽生えるのではないかと思う。
 わたしも自分の知っていることと違うことに出会ったときに、
 拒否するのではなく、もっとよく知ろうとしたり、
 受け入れたりできる心の広さを持っていたい。



 10月19日
 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間  作:斎藤 惇夫

 この本を読むのは何年ぶりだろう。
 あまりにも心に強く残るので、あまりたびたびは読めません。
 今回もやっぱり、読み終わったあとに胸が苦しくなるような、
 深くひびく感動をあじわっている。
 薮内正幸氏の絵も、リアルで生き生きとしていて、
 この物語にピッタリだと、何度見ても思ってしまう。



 10月18日
 ポピー ミミズクの森をぬけて   作:アヴィ

 今までにアヴィ氏の作品を何冊か読んでいて、どの作品も
 未熟な主人公へのやさしい気持ちが伝わってくるように感じた。
 実は女性だとばかり思っていた作者が男性だと知って驚いている。
 この作品では、困難を乗りこえて強くなるポピーが
 私にもエールを送ってくれているような気がした。
 母親の勘で、この本は間違いなく(の)が気に入ると思う。



 10月17日
 なんだかへんて子   作:山中 恒

 この作者の作品は、どれを読んでも笑いがこみあげてくる。
 小・中学生向けの学習雑誌に連載されていたそうで、
 純粋に子どもを楽しませるために創られている感じがする。
 本当にはぜったいに起こらないと思うけれど、
 もしも自分の身に起きたら、楽しめるかな?
 それとも困り果てるかな?



 10月15日
 竜の騎士   作:コルネーリア・フンケ

 仲間を探し求める竜とコボルトと少年の物語。
 途中でであう人々のやさしさに、心があたたかくなる。
 科学技術の進歩のかたわらで、昔の伝説を信じている人たちには
 伝説の生き物を見ることができるのかもしれない。
 私も信じたいけれど、見えたらちょっとこわいかも。



 10月12日
 ドローセルマイアーの人形劇場   作:斉藤 洋

 久しぶりに読んだら、やっぱりステキな物語だった。
 何となくあたたかくて、時間がゆっくり流れるような、
 不思議なふんいきに満ちた作品。
 最後に明らかになるおじいさんと人形の秘密が
 愛情につつまれていて、読者も幸せな気分になれる。



 10月10日
 シャバヌ 〜砂漠の風の娘〜  作:スザンネ・ステープルズ

 砂漠の民の生活を淡々とつづっている物語。
 ドロシー・ギルマンさんの作品で、イスラム教や砂漠の人々の
 生活を少し垣間見て、幸せを求める心は誰でも同じだと感じていた。
 この作品では、「何が幸せなのか」「幸せをどうやって得るのか」
 をはっきりとした姿で描き出していて、私たちとの違いにはっとした。
 主人公の少女シャバヌが幸せになることを祈りたい。



 10月9日
 家なき少女  作:エクトール・マロ

 何回読んでも、好きな本です。
 旅の部分よりも、おじいさんの村についてからのほうが、
 「どうなるのかな?」というドキドキ感で楽しい。
 孫娘だと名のる場面がちょっとあっけない感じがするのは
 テレビ版が上手につくってあったからかな。



 10月7日
 花の魔法、白のドラゴン  作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

 とってもおもしろかった!
 最後に事件が収まるときに、登場人物が大集合するのは
 この作者の好きな形なのかな?
 とにかく、登場人物すべてが個性的で、それを物語の中で
 活かしきっているところがすごいなー、と思う。





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