LEMANIA Cal.15TL
本品は1940年代の製造です。文字盤やケースに傷が有りますが、動作は正確で、なかなか良い状態です。クロノグラフ秒針と30分積算計の針は赤色で、視認性が考慮されています。文字盤の最外周に青色のタキメータと赤色のテレメータが刻まれています。
LEMANIA.15TLはLEMAIA社や同系列のOMEGA社やTISSOT社で使用されました。元々、懐中クロノグラフ用に開発された機械と思われます。このため、LEMANIA.15TLは腕クロノグラフの機械として最大級の15Lignes(1Lignes=2.255mm)です。対照的に後継機のLAMANIA.27CHRO C12は3カウンターとして最小級の12Lignesです。
LEMANIA.15TLは、腕クロノグラフとして一般的なLAMANIA.27CHRO C12VALJOUX.72VENUS.178と180度入れ替えられた輪列となっています。LEMANIA.15TLと同様の輪列を持つ機械にLONGINES.30CHEXCELSIOR PARK.4系が有ります。この輪列の機械は2カウンターが一般的です。3カウンターにすると、テンプと12時間積算計が重なるためと思われます。私が知る限り、例外的にEXCELSIOR PARK.40が、この輪列で3カウンターを実現しています。しかし、14LignesEXCELSIOR PARK.40は、3カウンターの機械の中でも大型でした。
もしLEMANIA社がLEMANIA.15TLの輪列で3カウンターの機械を開発していたら、小さな機械を大きな二重ケースで保護する事で、機械式クロノグラフの宇宙進出を可能にしたOMEGA SPEEDMASTERは実現しなかったでしょう。
機械の写真ですが、暫くお待ち下さい。
2004/1/18(日)加筆
やっと機械の写真がアップできました。金メッキ仕上げが綺麗な機械です。裏蓋の内側も綺麗に磨かれています。
○サイズ:ケース直径39mm/ケース厚14mm(突起を除く)
lemania15tl
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