LONGINES Cal.30CH
コレクションを買い替えました。デッドストックと言って良い程、良い状態です。外装、機械ともに最高の状態です。
1950〜60年代製造です。スクリューバックのステンレスケースです。ダイヤルとリューズと機械にLONGINESの銘が有ります。
量産クロノグラフ・ムーブメントの最高峰と言われるLONGINES Cal.30CHを搭載しています。
ドライビングホィールに受けと石、伝え車に石が使われています。これがLONGINES社製クロノグラフムーブメントが量産クロノグラフ・ムーブメントの最高峰と言われる所以です。パーツは丁寧に磨かれ、面取りされています。
裏蓋の内側も綺麗に磨かれ、LONGINESのマークが入っています。
回転ベゼルに60分と12時間の目盛りが刻まれています。文字盤最外周にタキメーターが刻まれています。
視認性が良く考慮されており、3時の30分積算計に比べて、9時の永久秒針のインダイヤルが小さくされています。この特徴は、1960年代後半〜1970年代前半に製造されたCal.538への流れを感じさせます。Cal.538はCal.30CHから永久秒針を取り除いただけの機械で、Cal.30CHと同じ機械です。
LONGINES .30CHはLONGINES.13ZNの後継機種ですが、輪列が180度入れ替えられていますので、全くの新設計です。LONGINES .30CHはフライバッククロノグラフで、LONGINES.13ZN前期型の様にフライバック機構の無い物は有りません。
文字盤のインデックスと針が暗い所で光ります。インデックスと針に塗り直された跡は無い様です。時計師さんに夜光か蓄光か伺ってみようと思います。

※2010年6月6日(日)加筆
普通のクロノグラフはクロノグラフ動作中に再スタートさせようとすると、ストップ、リセット、スタートと3回ボタンを押さなければなりません。
フライバッククロノグラフならば、クロノグラフ動作中にリセットボタンを押すと、再スタート出来ます。
ストップ、リセットの手順を飛ばすので、機械に負担のかかりそうな機構ですが、迅速な操作が必要という理由で、第二次世界大戦頃の軍用クロノグラフに採用されていたようです。
当館は特に軍用時計を蒐集している訳ではありませんが、数えてみたら、この時計を含めフライバッククロノグラフが6個ありました。
LONGINES Cal.13ZN(後期型?)LONGINES Cal.13ZN(後期型)GUB Cal.64JUNGHANS Cal.88HANHART Cal.42

○サイズ:ケース直径37mm/ケース厚14mm(突起を除く)
←前へ 一覧表に戻る 次へ→
 
 

Copyright (C) 2003-2010 YOKOHAMA WATCH MUSEUM. All Rights Reserved.