| ZENITH CHRONOMETRE PortRoyal(Cal.135) |
| 本日(2003/12/24(水))正式に私の蒐集品になりました。ZENITH社製の手巻き機械Cal.135搭載です。ZENITH.135は、1948〜1962年までの間に合計1万1千個が製造され、その多くがクロノメーター認定を受けています。腕時計としては巨大なチラネジテンプ、美しい緩急針、大容量の香箱が、この機械の特徴です。この設計は2番車を中心からずらす事により可能になったのだそうですが、長短針は文字盤中央に付いています。普通の輪列に比べて、余計に歯車が必要と思われますが、どうしたのでしょうか?いつか調べたいと思います。 私にとって「いつかはZENITH.135」という憧れの時計でしたが、とても手が届きませんでした。この度、私が何とか手の届く範囲で、Koreo様が譲って下さいました。機械の画像もKoreo様が提供して下さいました。有難う御座いました。当館の時計リンクに掲載中のKoreo様のアルバムサイト私の古時計達−その3(腕時計)に同じモデルの18KPG版が有ります。少し前まで、この時計も双子の兄弟の様に展示されていました。 時計の精度向上の鍵は、外からの擾乱に対する強い抵抗力です。即ち、テンプの蓄える運動エネルギーの増大です。その方法は、大きく二つに分けられます。テンプの慣性モーメント増大とテンプの振動数の増大です。テンプの慣性モーメント増大を採ったのがZENITH.135です。一方、テンプの振動数の増大を採ったのが、同じZENITH社のEl Primeroです。どちらの方法も、高い工作精度、高弾性のひげゼンマイ、高い部品強度、高い潤滑性能が欠かせません。 ZENITH社の創業精神「部品の互換性を確保し、高品質の時計を安く提供する。」が、ZENITH.135とEl Primeroを生んだと思います。しかし、LVMH買収後のZENITH社は、創業精神を忘れてしまったのでしょうか? この時計は、外装デザインも斬新で、2004年の新作として店頭に並べられても、違和感の無い仕上がりです。 ※2004/1/18(日)加筆 裏蓋の内側の仕上げも綺麗です。 ○サイズ:ケース直径36mm/ケース厚13mm(突起を除く) |
![]() |
| 正面 |
![]() |
| 裏蓋を外した所(Koreo様ご提供) |
![]() |
| 機械の文字盤側(Koreo様ご提供) |
![]() |
| プレート、緩急針をはずした所(Koreo様ご提供) |
![]() |
| 裏蓋の内側 |
Copyright (C) 2003-2006 YOKOHAMA WATCH MUSEUM. All Rights Reserved.