ユーナ流・小説の書き方!
・・・というワケで書きかたを、だしおしみする必要もないので(笑)、教えます。
今回、ゲストでヘルベルト氏をお迎えしています。
ヘルベルトさん、今日はよろしくお願いします。
H:「・・・。」
こんな感じで、あまりものを喋らない、とってもクールでステキな人です。
さて、前置きはこの程度で。
早速ユーナの小説はどのようにしてできあがるのか見てみましょう。
1.『あの人』は誰なんだろう。ポッと出のあの人。
何か、ふとしたことでポン、とでてきたあの人。
そんな人が意外としっくりきてしまいます。
それとか、憧れのあの人とか、大好きなお話の中のあの人が、
もしも、この世界にいたら、とか考えると、・・・止まりませんね(爆)。
い、いや、そうじゃなくて、そうじゃなくて。
009にハマりかけ。ユーナは国語の時間に004氏を呼びました。
ユ:「ねえねえ。」
004:「?」
ユ:「貴方はステキだからぜひ貴方をモデルにした人が書きたいの。」
004:「・・・?!」
ユ:「実は、もうほぼできちゃってるのよ。9も、3も、2もいるんだから。」
004:「・・・?!?!?!」
そこで生まれたのがここにいる、ヘルベルト氏です。
H:「俺の出生由来がそれとはなぁ・・・。なんだか虚しいな。」
・・・(汗)、最初はこの程度だと思います(逃)。
1.は深いので、気が付くとカラダのこととか考えてたり(イヤン♪)してます。
すぐ決めなくちゃならない、ってこともないしね。
暇なときに決めています。好みのカラダに・・・ふふっ★
H:「・・・・・・頭の方は大丈夫か?」
ユ:「えぇ、もうとっくに中身だけは数万光年先を飛んでるわ。」
2.世界。
さてさて、世界です。世界に入るんです。小さい頃、幼稚園(もしくは保育園)で、
うさぎさんになりきったことなんてありませんでしたか?
おままごとでお父さんとかやりませんでしたか?
世界に浸るんです、はいりこむんです。
何か、自分が影響を受けたものや、自分が作り上げた、理想の世界へ。
そして、1で出会ったあの人をこの世界へ招待します。
そうしたら、その人はこの世界で何をしますか?
まずは食事?
お買い物?
女性とデート?
ヘルベルト氏は何をするの?
ユ:「う〜ん。倒れる。」
H:「なんだそれは。」
ユ:「私の趣味。」
H:「意味不明だな、お前は。」
ユ:「何を今更。一ヵ月半くらいの付き合いになるじゃない、もう。」
H:「・・・付き合いきれないぜ。」
ユ:「あぁっ、待って!」
彼の生きてる世界はどのようになってるのか。
頭の中で彼をじろじろ見つつ、決めていきます。
そうすると、いつのまにか。
「あ、彼が生きてる世界ってこんな風になってるんだ。」と分かってきます。
ユ:「苦労の多い世界なのねぇ・・・。」
H:「お前が作っているんだろう?」
ユ:「そうなんだけどね、貴方を見ていると可哀想で、涙がちょちょぎれちゃう(泣)。」
H:「そうかい。」
ユ:「冷たいねぇ。」
H:「なぁに、今にはじまったことじゃないさ。」
ユ:「う〜ん、それはいえてるかも・・・。」
彼はどんな人なのか。
こうやって話しているとどうにも・・・。イヤでも分かっちゃいます。
彼がどんな人なのか分かっちゃうから、世界もなんとなく分かってきます。
設定ってこんな感じ。
3.透明人間になってその人と一緒にうろうろ。
ユ:「さてさて、突然ですけど、ユーナは透明人間になります。
だから、ヘルベルトさん。
どこへでもついていくけど、無視して適当にフラフラしてください。」
H:「・・・・・・。」
ユ:「・・・、聞いてる?」
H:「・・・・・・・・・。」
ユ:「ねぇってば!おい!聞いているのか、返事をしろ!こんにゃろめ!」
H:「無視をしろと言ったのはお前の方だろう・・・。」
ユ:「聞こえているんだったら返事をしておくれよ!
こんな展開誰にだって読めちゃうよ!3流小説だよ!」
H:「本編もできてないっていうのにねぇ・・・。ふっ。」
ユ:「○×▲☆◎■◇・・・。」
・・・こんなことをしていてもどうしようもないので。
とりあえず、一緒に観光旅行(?)。
ヘルベルト氏にとっちゃあ地元。
だけど自分にとっては初めての場所なので、できるだけキョロキョロします。
透明人間なことをいいことに、ね。
そこでなるほど、ヘルベルト氏はこんな環境でいたのか、と分かります。
そこで世界より、もっと小さい環境が理解できます。
4.オチ
エンディングです。
H:「ラストねぇ・・・。」
ユ:「ユーナはこの辺でもうオチができちゃうんです。」
H:「俺は煙草さえあればそれで構わないさ。」
ユ:「・・・Σ(OпO;)」
H:「・・・・・・・・・・・(汗)。」
こほん、とまぁ。こんな具合でして。
オチがすぐできちゃうんですよね。ほいほい、っと。
いや、オチのためにつなぎとして中身があるような・・・そんなこともしょっちゅう。
いつものことです(爆)。
H:「俺はオチのために存在するのか?」
ユ:「・・・・・・(滝汗)。」<即答できない
H:「ふっ・・・。」
ユ:「優しくされてるんだか、冷たくあしらわれてるのか分からないよ〜(><)!」
H:「さて、どっちかな・・・。」
ユ:「なにさ、なにさ!肺の中にまっくろくろすけ飼ってるくせして!」
H:「生憎様だな。胸部フィルターの交換は毎日やってるんだ。」
ユ:「・・・い、いつの間にそんな設定が・・・。」
5.関わる人々を覗く。
さて、デバガメなるものをします。
そろり、そろり。ヘルベルト氏のあとをこっそりツケちゃいます。
はわわわわ!あんな人と会ってるぜ!
びっくり、びっくり!
H:「・・・・・・・・・。」
ユ:「や、いやぁ!おかえり!遅かったね。」
H:「・・・?なんだ、やけに顔の表面の含水率が高いぞ。」
ユ:「や、なんでもないのだよ、ははは・・・。」
H:「そうか?そのようには全く見受けられないのだが・・・。」
ユ:「あは、気のせいだよ、気のせい。」
H:「・・・・・・?」
ユ:「・・・・・・・・・。」
H:「・・・・・・・・・・。」
ユ:「ところで、ラインディツァーネってどんな人だい?」
H:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ユ:「え?なんだい?そんな怖い顔しちゃってさ・・・。
や、わざわざ銃なんて見せてくれなくていいんだよ?設定したの私だしさ。
ね、ねぇ。うん・・・。」
H:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ユ:「わ〜〜〜!ごめんなさい、あとツケましたよ、ツケました!ごめんなさい!」
H:「・・・・・・はぁ・・・。」
ユ:「あ、怒ってないの?よかったぁ、一時はどうなることかと・・・。」
H:「・・・・・・・・・・・・(呆)。」
6.その人のレールをひく。
それから、その人の過去未来。いろいろつめこみます。
ぎゅうぎゅう。
多分、この部分が最も大変なところ。
なんてったって『つじつま合わせ』ってヤツが待っています。
だけど、一番創りがいがあるのもここ。
ときたま、自分は世界から抜けられなくなります(笑)。
いわゆる、のめりこむってヤツ。
H:「・・・・・・・・・。」
ユ:「いやぁ、ね。出てこられなくなりそうなのに、授業が、って時があるのよね。」
H:「そいつはご苦労なことだな。」
ユ:「う〜ん、いまいち掴みどころのないヤツだぜ・・・。」
H:「・・・ふっ。」
・・・(汗)。
こんな感じでキャラクターで遊ぼうとして遊ばれたり(笑)なんかして、
その後ろでレールなんかひいてたりしたりなんかしちゃったりして(笑)。
よいしょ、よいしょ。
H:「よくまぁ、そんなにがんばるな。」
ユ:「まぁね。一度ひらめいてしまえば怒涛の如く溢れるのだ、マイン・妄想(爆)。」
H:「中途半端にドイツ語を使うのはやめろよ。」
ユ:「ちっ・・・、これだからドイツ製は・・・。」
H:「あぁ?何か言ったのか?」
ユ:「いえいえ、何も〜(^^;)。」
レールをひくには、キャラクターの設定が細やかに決まってるとより簡単になります。
人員が多い、って感じです。よいしょ。
この始発点から終点までの途中にある駅。
そこで停車するたびに、しばらくその世界にとどまります。
新しい発見が見つかるから、いえ。新しい発見が見つかったから、駅に停車するんです。
H:「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ユ:「なんだい?珍しく突っ込みがないじゃないか。」
H:「・・・・・自分勝手なヤツだなぁ。」
ユ:「・・・・・・・・・・・・・。」
H:「・・・・・・・・・・・・・・・・。」カチリ<煙草
ユ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!しばらく煙草は禁止です!肺によくありません!」
H:「なっ・・・・・・。」
ユ:「・・・・・・ふっ。」<勝ち誇る
こんな会話でレールがひける人はすごい・・・。
つまり、ユーナはひけません。
レールの続きのひき方が分からなくなったら、また透明人間になってみます。
ふよふよ、ふよ。
あわわ!
なんてことはしょっちゅうです。
そういうたびに、なんだかとっても嬉しくなります。
本当に、とっても。
嬉しくなるから、とってもレールをひくのが早くなります。せっせ、せっせ。
そうやって、6.に時間をかけつつも、1.や2.のことを忘れずに、確実に終点に向かっていきます。
そうすると。必ず終点は目の前にやってきます。
7.最終調整&e.t.c
そうやってできた物語を、何度も何度も読み返します。
そのたびに、自分の(総合的な)世界と違う部分をちまちま直していきます。
あとは、同じことの繰り返し。納得のいくまで、ずっと、ずぅっと。
こんな感じでユーナのお話はできていきます。
ユ:「こんなんでみんな分かってくれるのかなぁ?」
H:「少なくとも、お前以外の誰にもマネできないことぐらいは理解してくれるだろうさ。」
ユ:「・・・・・・・ひどい・・・。」
H:「お前が設定したくせに、よく言うぜ・・・。」
ユ:「うっ・・・。」
ユーナはこんな感じの人間なので、作品製作中、自分の中には何人もの人がいます。
たくさん。
セリフのたびにその人になっています。
なりきり、ってヤツです。
おもしろいです、かなり。
その作品を作り終えたあと、ふと考えると、
「登場人物みんながみんな、ユーナなんだな。」
って思います。ナゼだか分からないけれど。
他人の世界が時々流れ込むときがあります。
そんな時はその世界に身を任せます。
そうすると、また別の人に会えるんです。 こんにちは!
ユーナの創作意欲は、そんな時、とっても大きくなります。
すると、ぽんっと、また新しい人と出会えます。
他の世界は大切です。
他のみんなの世界がユーナは大好きなんです。
それぞれ、独特の、ね。
H:「・・・変なヤツ・・・。」
ユ:「うるさいなぁ、もう。」
おわり。
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