「壊れたわ。」

「壊れたね。」

「零れたわ。」

「零れたね。」

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「大切な瓶だったのに。壊れたわ。」

「大切な瓶だったんだ、壊れたね。」

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「キレイだったのに。中身も零れたわ。」

「キレイだったんだ、零れたね。」

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「もう元には戻らないわ。」

「もう元には戻らないよ。」

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「でも、それでも私、好きだったんだわ。」

「そうなんだ。」

「でも、壊れちゃったわ。」

「でもね、ほら。瓶が壊れて、中身が零れても。」

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「床に染みが残るよ。」

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THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが解散したショックからようよう立ち直った時に綴ったものです。

いやぁ、痛い、痛い。

未だにその時の傷が自分を痛めたりするんですけども。

思い出すと余計辛いですよね、うん。

9月1日にこれは書かれていたみたいです。

8月31日に解散の事実を知って、9月1日・・・って自分立ち直り早いなぁ(苦笑)。

まぁ、立ち直っても痛いトコロは痛いまんまです。

痛いから・・・、『彼』が元気のつきそうなこと言ってくれてるんですが、ね。

「床に染みが残るよ。」

って。

まぁ、その通りだな。

染み見て、存在を忘れないようにしなくちゃ・・・。

忘れちゃあ、ダメだよな。

あーライブもっと行きたかったな・・・。