第2話 『Please call me "KAZ" !!』

裕太の後を続けてパパが日記を続けよう。
ターミナルを出てタクシーを見つけた。 タクシードライバーは若い東洋人だった。 愛想がよさそうだ。
"How are you doing today?" と声をかけると "Fine, and you?" と控えめに答えてる。
タクシーはワンボックスカータイプで客席は2列である。 ママと眠った裕太が後列に座りボクは運転席の後に座る。 かわいいクッションがあって、裕太はそれを枕代わりにしている。 空港近辺ではカーブが多くて、右へ左へとゆれる。 裕太が起きていたら酔ってしまっただろうなぁと思った。
ハワイやマウイの事なんかを話しながら30分のドライブで今回の滞在するシェラトンマウイに到着した。
5年ぶりである。 その間に新館が増築され、エントランスも様相を変えている。 さてサービスはどうかなぁ?

以下、未出筆
− チェックインまでの待ち時間
− 鯉との遭遇・餌を与える
− 浜辺の散歩
− ABCへの散歩 裕太とパパ
− 部屋へ入る
− なかなか来ないスースケース
− シャワー
− 夜までのねんね 気が付けばもう夜の9時過ぎ
− ABCへの買い出し ロゲイン発見

9月5日(日)
朝 起きると 8時30分を回っていた 昨晩 寝たのが1時過ぎだったから 睡眠時間は十分だ。
まだ 隣のベットで裕太とママはぐっすりと眠っている。
アイスボックスにはまだ昨晩の氷が少し残っている。 グラスにアイスとガバジュースを注ぎ、バルコニに出る。 部屋のカーテンを引いているとわからないが外は空に雲一つない快晴だ。 プールサイドにはもう人がでていて波の音に重ねて人々のざわめきも聞こえてくる。
僕はチェアーを1脚向かいにおき その上に足を能勢に腰掛けてダニエススティールの本を読む。
1時間ほどバルコニーで過ごすと次第に気温もあがってきた。 もう10時近い、朝食はどうしようと思い部屋に戻ると まだママと裕太はぐっすりと眠っている。 こりゃ朝食はスキップだなぁと思い、自分もベットに潜り込む。

気が付くと時計は昼の1時を回っていた。 それでもベットでゆったりしていると、ハウスキーピングのノックが響いた。 ドアをあげて眠たそうな顔を向けると何も言わないに 「すみません、また後できます」と去っていった。

さて、家族三人 ベットから出て マウイ2日目の活動が始まった。
朝食はホテル内のレストラン 「Kekaa Terace」 へ行った。 昼時のピークタイムも過ぎてテラスには僕達家族の他には2組しかテーブルについていなかった。 テーブルの脇には大きな水槽があってその中をエンジェルフィッシュが泳いでいる。 裕太は大喜び。
ビーフカレーにコンビネーションサンドイッチ それにキッズメニューでピザをオーダーした。
料理が運ばれてくるまでの間、裕太はママを池までつれていって昨日 出会った鯉さんを紹介する。
カレーの上に黄色い沢庵の輪切りが何枚かちりばめられていたには笑った。 お腹がいっぱいになってピザは半分しか食べられなかった。 このミザはサービスとのことであった。 朝のコーヒーを飲むこともできた。

部屋に戻ると3時を回っていた。 やっと、ここで水着に着替え出発だ!!
日焼け止めは欠かせない、SPF30の日焼け止めをおでこ、鼻頭、肩、腕、胸、足にくまなく塗り伸ばす。
まずは浜辺へ向かう。 裕太はTシャツに海パンで浪打際に向かって走っていく。 昨日は水に浸からなかった。 寄せて来る波が裕太のひざまで覆うが、裕太はキャキャと声をあげて喜んでいる。 手を引いてやるともっと先まで行くと意志表示する。 裕太を抱いて、首までつかるところまで連れていっても文句をいわない。 逆に楽しそうにしている。 時間がたつのを忘れて、裕太とともに 海で遊んだ。 大きな波がきて僕は顔に海水を浴びた 塩ぱかった、裕太も少し海水を口にしたようだ ゲホゲホした でも強い裕太は文句を言わない。

今度はプールに移ることにした。
もう陽は南中を過ぎ、西に傾きだしている。 プールサイドで日光浴を楽しむ人も減ってきいている。
プールの水面下にある階段を1段2段と裕太は進むけれど、どうも3段目まで降りたくないようだ。 人工的に作られたプールの方が裕太には苦手なのだろうか? それでも自らプールに入った裕太は1年半前のグアムに比べれば大きな進歩だろう。 浅浅いプールでは底に手をついて体を浮かしたりする、見ている僕には今にも裕太がその状態でバタアシをするように思えてしまう。
プールには同年代の子供達がいる。 何故か日本人の子供は目にしない...そう言えば若い日本人カップルは目にするけれど子供連れの家族はまったくマウイでは目にしないのは何故だろう? 子供を連れてまでネイバーアイランドには来ないのだろうか?
子供には国境がないというけれど、裕太は外国(日本人ではないという意味)の子供達とも笑顔とわけのわからない言葉でコミュニケーションを取ろうとする。 そんな子供達の親から裕太の歳や名前を聞かれるママ、英語力の発揮のチャンスである。
ピーチサイドを走れば皆にかわいいねと言われ、大喜びの裕太であった。

パパはと言えば、デッキチェアに座って本を読みたいもののそんな時間をけっして与えてくれない裕太であった。5時を回ったころ裕太も少しプール遊びにあきたのかママの手を取って浜辺へいきたいと言い出した。 ママと裕太が浜辺を行ったところで僕はカンパリソーダをオーダーして、読書を楽しんだ。
風に椰子の葉がゆれていた。 ここは 南国の島。 でも 本につづられたシーンはニューヨークであった。 ちよっと
選んだ本が場違いであったかなぁと思った。

裕太とママが浜辺から戻ってきた。 またプールに入るという、部屋に戻るように説得するのは大変なことであった。 最後は裕太を抱きかかえて、部屋まで走った。

部屋に戻っても裕太はなかなか泣き止まない、「プー プー」と言って プールへの未練を表現していた。 シャワーで体を洗い流して、パンを食べさせてやっと泣き止んだ裕太であった。 裕太のお腹をいっぱいにしてしばらく寝かせるつもりでいたけれど結局裕太は寝ようとしない、逆に寝てしまったのは僕の方だった。
9時になったところで ホエラーズビレッジへ出かけた。

裕太を肩車してのフォエラーズビレッジまでの道のりは長い。
9時を回ってもまだ多くの店が開いている。 まずは、地階のレストランへ行ったがすでにクローズのところが大半で結局 僕はビックマックを食べ、ママはハンバーガーをテイクアウトにした。
Tシャツショップを何店か回って、ABCストアーへ行った。 昨日の店員さんに声をかけキープしておいてもらったロゲインを売ってもらった。 2本が入って1箱が US$60 である。 2箱買って買い占めである。
その他にママのサングラスやちょっと早いお土産を探しをABCストアーで楽しむ、その間も裕太はストアーの外に走り出したりしてもうすっかり慣れた様子である。
また 沢山のハワイアンドリンクを買ってしまった。

夜 遅くなっても裕太は眠たくな様子である。 8mm VTR カメラで 「わくわく探検隊」のテープを楽しんだりしている。
今、こうして日記をタイプしている僕のとなりで 裕太はママと大はしゃぎである。
まだまだ長い夜になりそうだ。 今 現地時間深夜 の1時26分である。

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