第6話 帰国便はファーストクラスだよ
9月9日(木)
ナイトスタンドにあった目覚まし時計はセットした時間になってもならなかった。
でも、目覚まし時計がなくても5時前から目がさめていた。
マウイの朝 6時 もう陽は昇っている。 朝は空に雲がかかっている。 上空の気温が低いからであろうか?
ベランダへ出て、大きく深呼吸する。 寝不足というか、慣れない時間に起きたためか
少しフラフラする。
裕太はまだベットの上でぐっすりと眠っている。
ママが裕太を起こすと、何故か寝起きの良かった。 とても、ハイな気分のようである。
キャッキャッしている。
荷作りを確認し、とりあえず2つのスーツケースをロビーまで運ぶ。
もう、既に Tim は来ていた。 「おはよう。 どうだい今日の機嫌は? 部屋に戻って
妻と息子を連れてくるよ。」 と挨拶をして、スースケースを預ける。
部屋に戻ると、裕太の着替えも済んでもう出るばかりであった。 重たいリュックサックを背負い、裕太の手を引いて5泊した部屋を後にする。
まだ、朝早いフロントは空いている...というよりも、宿泊客の姿を目にすることはなかった。
すでに客室のTVで確認している金額と、印刷された明細の金額の一致を確認してサインをする。
「良い滞在でした。 混んでいたようだけれどまだトップシーズンなの?」
「混むのは7月、8月です。今年は特別ですね。」
「また来ますよ。」
そんな会話をフロントの女性として、タクシーに乗り込んだ。