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グロリア 2009 横浜 開国博Y150
ARC Gloria 2009 Yokohama

2009年7月5日、6月に続いて、今度はコロンビア海軍の練習帆船「グロリア」が横浜に来て一般公開してくれたので、見に行きました。日曜日でしたが、午前中は空いていてすぐに乗ることが出来ました。
ホストシップは、今回も海上自衛隊の護衛艦「しらゆき(Shirayuki)」。一般公開されていました。ハウステンボスの復元外輪船「観光丸(Kanko-Maru)」はチケットがある人は乗れるようになっていました。

あいにくの曇り空で、画面が少し暗いですが、写真をたくさんとったのでご覧ください。
★2011.JUN.30 大きい写真のページのリンクを削除しました。


↑前檣、一番前のマストの上のほうに人が2人いるのが見えますでしょうか。羨ましいなあと思いながら眺めていました。

今回はグロリアと観光丸が同じ埠頭に並んでいました。


グロリアのバウスプリットと船首像。翼の生えた天使でしょうか?
ちなみに、一番先端に見える、白地に赤い丸の旗は、日の丸ではなく「1」を表す信号旗です。満船飾で飾ってある旗の一枚。


グロリアの船首像には、やはり国旗の色が使われていますね。右は観光丸の船首像。


左の写真、岸壁から主檣、メインマストを見上げました。高いですね。甲板ではお出迎えの水兵さんが待機しています。
右の写真、甲板から見上げた前檣。中ほどに人がいるのがわかるでしょうか。


艦に乗り込むときに、若い水兵さんたちが並んで敬礼をして迎えてくれます。


艦尾には、これでもかというくらい大きな国旗が翻っていました。会場の掲示によると、18m×13mもあるそうです。また、艦のいたるところに、国旗の色があしらわれていて、明るくて華やかな感じでした。


乗組員の皆さんは写真撮影には気さくに応じてくれます。背景には横浜みなとみらいと護衛艦しらゆき。


後甲板が随分広々していると思ったら、良くある大きな舵輪が無いんですね。飾ってはあるのですが。操舵室で舵を取るので、使わない大きい舵輪は設置していないのだそうです。合理的ですね。おかげで、お客さんが記念写真を撮る場所がひとつ少ないのではありますが。
左は操舵室と後檣、一番後ろのマスト。縦帆なので横桁はありません。
右は操舵室のドア。ガラスには艦の絵があります。


コロンビアといえば珈琲?コロンビアコーヒーが無料で配られていました。美味しかったです。ロバを連れたおじさんもいました。看板ですが。
紙コップをビレイピンの横に置いてみました。索が真ん丸くまとめて止めてあるのも可愛い感じですね。この写真では余りわかりませんが、索の端は旗の色と同じ、赤、青、黄のテープで止めてあるんです。


ビレイピンの上部は平らになっていて、こんな柄がついているのですが、ほとんどは何度も磨いたために見えなくなっていました。そして、それぞれのピンには、止められる索の名前のプレートがついています。スペイン語なので私には読めません。


グロリアの横顔。丸い窓が並んでいますね。
艦首が反り上がってみえますか。実際に艦に乗った時の第一印象も、随分傾斜があるなということでした。


グロリアの艦首部分。かなり傾斜がある感じがわかるでしょうか。足元が濡れていたり、揺れが大きかったら、立っているのも大変かもしれないと思いました。
それから、この艦の甲板は、ワックスを厚塗りしたようにツヤツヤになっていました。今まで乗った木の甲板の船は、椰子の実で磨いた木肌の甲板だったので、これも目新しかったです。だから余計滑りそうに感じたのですね。
右はグロリアの正面顔。観光丸は少し位置をずらして停泊しています。


グロリアの斜め後姿。向こうにしらゆきとランドマークタワー。
日よけ兼雨よけに緑のシートを張ってありました。この下で、コーヒーのサービスと、おみやげ物の販売をしていました。艦尾の白いはしごのように見えるところの内側に、使われていない舵輪が飾ってあるのですが、この写真ではわかりにくいですね。


グロリアの横には「観光丸」が停泊していました。平べったい感じがするのは、やはり外輪船だからでしょうか。正面と斜め後姿。
「観光丸」は、元は1855年にオランダの王様から徳川幕府へ献上され、長崎海軍の練習艦として使われた日本初の蒸気船で、これはその復元船だそうです。海洋小説ファンとしては、砲門もあり、広い檣台、トップもありという意味では、むしろこちらのほうが親近感がわくかもしれません。海兵隊の皆さんがマスケット銃を構える余裕のある台の広さです。


観光丸の船尾。お髭の生えたおじさん人魚?


観光丸の斜め横顔。これも、満船飾と言うのでしょうか、他の船と違う旗の飾り方ですね。


影になって暗いですが、観光丸の外輪が見ます。このときは、バウ渡りをしている人がたくさんいました。「しらゆき」の艦上から撮影。


「観光丸」の左舷側の写真はこちらにもあります。大きい写真が開きます。

今回は、海上自衛隊の護衛艦「しらゆき」も見学しました。
艦上では、おみやげ物も売っていて、キャップ、Tシャツ、タオル、お饅頭まであるのは驚きました。ロープワーク柄の手ぬぐいが素敵でした。
左の写真、左下の机の上に、銃が並べてあるのが見えるでしょうか。
右の写真、護衛艦しらゆきの医務室。満身創痍の患者さん(のお人形)がいました。「傷者発生 励ましてください! The injured Encourage!」という札がいいですね。


この艦はヘリコプターも搭載できるそうです。今回はヘリはいませんでしたが、ヘリ用甲板では海上自衛隊の制服を着て記念撮影もできるようになっていました。気さくな隊員さんたちが楽しそうに撮影をしてくれます。日の丸と自衛艦旗の間の背景がグロリアで素敵な写真が撮れます。海上自衛隊の艦に掲げられている、(某新聞社のに似ている)旗は「自衛艦旗」というそうです。朝8時から日没まで掲げるそうです。自衛隊さんだと、日本語が通じるので、質問もいろいろ出来ていいですね。
大きい顔の人は、海上自衛隊のマスコット「ピクルスくん」。女の子の「パセリちゃん」は陸にいました。 右の写真の「ピクルスくん」のいる、高くなっているところが、ヘリを載せる甲板です。


『クアウテモック2009横浜開国博Y150』には「しらゆき」の全体の写真があります。あわせてご覧ください。

帰りに、ワールドポータズにあるインドネシア料理店で食事をしました。BATAVIAというビールがお勧めだそうで、美味しかったです。ラベルが帆船なので、これも撮影しておきました。


帰りの動く歩道から、初代日本丸と大観覧車、ずっと向こうに電飾したグロリアの姿が小さく見えました。


ご覧頂きましてありがとうございました。開国博Y150はもうしばらく続くので、また何か良い写真が取れたらアップしたいと思っています。

『クアウテモック2009横浜開国博Y150』も良かったらご覧ください。

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