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BBCドラマCD「The Lord of the Rings」
エピソード1〜13
収録内容メモ&感想

イギリスのBBCが作った、ラジオドラマの13枚組のCDです。日本の「指輪物語」ファンの人は持っている方も多いようですね。今さら私が、こんなの公開しなくてもいいんですが、ただのメモです。かなり、いい加減です。自分で聴こうと思ったときに、便利なようにメモしてみました。話のタネに…ならないか(笑)
とにかく英語がほとんど聞き取れないので、わかる単語と状況で判断しています。勘違いがあったらごめんなさい。

■この色の文字の部分は、感想と小ネタになります。もし、これから買って聴こうと思っていらっしゃる方は、読まない方がいいかも知れません。

Episode I: The Shadow of the Past 過去の影

1: オープニング〜ゴクリの拷問〜ビルボの家にガンダルフが来る
2: 誕生祝い〜回想:ゴクリとビルボの会話
3: ビルボの旅立ち〜フロドとガンダルフの会話〜17年後〜黒の乗り手モルドールを出る〜ガンダルフがホビット庄に来る
4: 指輪に書かれた文字〜指輪の由来:イシルドゥアのこと、ディアゴルとスメアゴル
5: フロドがホビット庄を出る事にする〜サムがガンダルフに見つかる〜ガンダルフがホビット庄を出る〜茶色のラダガスト〜ガンダルフ、サルマンに会う

■物語がゴクリがモルドールで拷問されるところから始まるのにはびっくり。
■誕生日にビルボが消えた時の音にびっくり。
■ビルボの旅立ちの時の歌は、ちょっと演歌調…だと思うのは私だけかな。
■フロドとガンダルフの会話の間、サムの植木鋏の音が、微妙に聞こえてくる、その間がいい。演出がきめ細かいです。


Episode II: The Black Riders 黒の乗り手

1: グワイヒア飛来〜ガンダルフ、ローハンでセオデンに会う〜ナズグルがサルマンに会いに来る〜グリマ、サルマンに会いに行く〜黒の乗り手、ガンダルフを捜しに行く
2: ガンダルフと飛蔭〜フロド、ホビット庄を発つ、歩く歌をうたう〜ギャムジーの家に黒の乗り手が来る
3: 三人の旅〜黒の乗り手から隠れる〜マゴットさんの農園〜陰謀〜ブリー村に着く、馳夫がいる
4: フロドの歌〜馳夫の話〜バーリマンが手紙を持ってくる〜メリーを捜しに行く

■グワイヒアが、ゴクリが逃げた事を言っている。
■セオデンが登場してちょっとびっくり。本ではガンダルフの回想で、言葉だけだから。
■飛蔭のテーマ音楽は、意外と軽い、そりゃ足取りは軽いんだけど、一応軍馬のはずなんだが。
■黒の乗り手の声って…やっぱりあんななのかな。暗い森で聞いたらやっぱり怖いけど。
■トム・ボンバディルはやっぱり出てこないけど、4人のホビット達はポニーに乗ってぽこぽこブリー村までやってきます。これは私としてはとても嬉しい。


Episode III: The Kife in the Dark 闇夜の短剣

1: メリーが戻ってきて黒の乗り手の話をする〜朝、ポニーがいなくなっている〜ブリー村を出る
2: サム、ギル=ガラドの歌をうたう
3: 風見が丘、アラゴルン、ベレンとルシアンの話をする
4: フロド、黒の乗り手に刺される〜グロールフィンデルが来る〜ブルイネンの浅瀬〜フロド、裂け谷で目覚める〜ビルボに会う
5: ビルボが指輪を見る〜エルロンドの会議
6: ボロミアの話〜夢の歌〜フロドが指輪を捨てに行くと言う

■サムの「ギル=ガラドの歌」がとても好きです。トロルの歌も入れてくれたら良かったのに…
■ビルの名前は、グロールフィンデルに逢う前にもう命名してあります。
■アスファロスに乗ったグロールフィンデルがアラゴルンにエルフ語で話しかけたとき、ものすごく息を切らしていました。エルフも息は切れるのね。
■フロドはグロールフィンデルに、エルフ語で挨拶しています。
■ビルボがフロドに、アルウェンはアラゴルンの恋人だと言っています。


Episode IV: The Ring Gose South 指輪、南へいく

1: エルロンドの会議〜フロド、つらぬき丸とミスリルの鎖かたびらをもらう〜ボロミアの角笛、旅立ち、ビルも加わる〜赤角口へ
2: カラズラス〜モリアへ行く相談
3: 狼に襲われる〜レゴラスの矢、ガンダルフの魔法〜モリアの入り口
4: フロド、ゴクリがいることに気づく〜ピピンが井戸に石を落とす
5: バーリンの墓
6: ドラムの音〜フロドが刺される〜バルログ

■一行の出発の時、ビルも連れて行くとサムが連れてくるシーンがあります☆
■モリアでビルが行ってしまったとき、サムが泣いています。結末を知らなかったら、涙なくしては聴けない場面です。
■ボロミアの角笛はいい音です。でも、確かに角笛でこの音(メロディー)を吹くのは不可能かも(楽器はホルンでしょうか?)。でもやっぱり、ゴンドールの角笛だからこのぐらい良い音であって欲しいです。


Episode V: The Mirror of Galadriel ガラドリエルの鏡

1: モリア、ガンダルフとバルログ〜モリアを出る、フロドがミスリルの鎖かたびらを着ているのがわかる〜ハルディアに逢う〜ゴクリついてくる〜アラゴルンがアルウェンを想う〜一行、ケレボルンとガラドリエルに逢う
2: ガラドリエルの鏡、サムが見る
3: ガラドリエルの鏡、フロドが見る〜レンバス〜ガラドリエルの贈り物
4: ロスロリアンを去る〜歌、ギムリとレゴラスの会話
5: アンドゥインの大河を下る、サムとフロドの会話、ゴクリがついてくる〜アルゴナス〜パルス・ガレンに着く〜ボロミアとフロド〜フロドとサム、岸辺で〜メリーとピピン、オークに襲われる〜ボロミアの角笛

■ガラドリエルの声はとても優しいです。「試練」の所だけはちょっとすごみがありますが。
■エルフは全体的に、軽い感じですね、ハルディアも怖くないです。いや、エルフの戦士って人間より豪胆なイメージがあるので、ちょっと意外だったかも。


Episode VI: The Breaking of the Fellowship 一行の離散

1: ボロミアの角笛〜死
2: ボロミアを悼む〜メリーとピピンをさらったオーク達ローハンの騎士に襲われる〜アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人、エオメルに会う
3: メリーとピピン、エントに逢う〜フロドとサム、エミン・ムイルへ、エルフのロープで崖を降りる
4: スメアゴルならし
5: 3人、白のガンダルフに会う
6: Ride on!

■エントが出てきたところには、ほんとにどっきり。
■エルフのロープのエピソード、大好きなんです。ちゃんと入っていて嬉しいです。
■3人が白のガンダルフに再会した後、黄金館へ馬をとばしている途中、小休止したところでのガンダルフのセリフの終わり「乗り続けよう」が、このHPと本のタイトルの由来です。


Episode VII: The King of the Golden Hall 黄金館(こがねやかた)の王

1: メリーとピピンとエントの歌、アイゼンガルド〜エドラスの入り口、ハマ〜セオデン立ち上がる〜フロド、サム、ゴクリ、食べ物の話〜サム、寝過ごす
2: ゴクリとフロドとサム〜ローハンの出陣〜ゴクリとフロドとサム、ナズグルの声を聞く
3: ゴクリとフロドとサム〜ローハン軍、ヘルム峡谷へ、ガンダルフ途中で別れる、ハマ
4: ローハンの角笛〜ギムリとレゴラスの会話〜エント
5: オルサンク、ガンダルフとエント、メリー、ピピン
6: ギムリとレゴラスの会話〜オークの攻撃〜アラゴルン城壁に立って話す〜セオデンの出陣〜エルケンブランドとガンダルフ到着

■大好きな、エドラスの入り口のシーンがあります、ちょっと省略されてしまっているけど。
■ギムリは一応エオメルの馬に乗っています。でも、例の会話はないのだった、ちょっと残念。
■ローハンの角笛もいい音です。
■ガンダルフがアイゼンガルドに着いたシーンも、原作では回想ですが、時間通りに入っていますね。


Episode VIII: The Voice of Sauron サルマンの声

1: ガンダルフとセオデン、アイゼンガルドへ
2: メリーとピピン、アラゴルンとギムリとレゴラスの再会
3: サルマンの声〜パランティア投げられる〜エント〜ピピンの悲鳴
4: ピピンの見た物〜ガンダルフ、パランティアをアラゴルンに渡す〜ナズグルが来る〜ガンダルフ、ピピンを飛蔭に乗せてゴンドールへ
5: ゴクリ、フロド、サム、キリス・ゴルゴル〜ゴクリ、アラゴルンの名前を聞いて興奮する〜ピピンとガンダルフ〜エオメルとアラゴルンの会話〜ドゥネダインが来る〜ローハンの角笛〜アラゴルン、死者の道を通る考えを話す、メリーをセオデンに預ける〜ギムリとレゴラスとアラゴルンの会話
6: アラゴルン、パランティアを見る〜エルロンドのメッセージ〜サム、シチューを作る〜ファラミア達が来る

■サルマン、本当にいい声です。ちょっとエコーがかかっているんだけれども、ほんとに騙されそうよ。
■ローハンの行軍のシーン、馬は速足で進んでいるんだけど、乗り手達の声もそれに合わせて揺れています。さすが。


Episode IX: The Tow Towers 二つの塔

1: フロドとサム、ファラミアに捕まる〜ボロミアの話
2: ボロミアの死と角笛〜サムの失言〜アラゴルンとエオウィン、馬鍬谷で
3: 死者の道へ〜アラゴルンの角笛〜ヘンネス・アンヌーンでゴクリみつかる
4: ゴクリ捕まる〜ファラミア、フロド達を送り出す〜ピピン、ガンダルフ、ミナス・ティリスへ行く
5: ピピンの誓い〜エオウィン、エオメル、デネソール、馬鍬谷で〜フロドとサム、王様の像を見る〜デルンヘルムとメリー
6: ローハンの歌

■ファラミアの前で、フロドを守ろうとするサムが、けなげでいいです。
■アラゴルンの角笛は、やっぱり高貴な旋律だと思うのは思い入れのせいでしょうか。
■ゴクリを見ているシーン、フロドがファラミアに「フィシィイズ」と言ってからあわてて「フィッシュ」と言い直しています。原作にはないので、、脚本家のアイデアでしょう、きめ細かいです。ここ好きです。
■魚をとるスメアゴルが、嬉しそう。


Episode X: the choice of Master Samwise サムワイズ殿の決断

1: ファラミア、デネソールとガンダルフにフロドに逢ったことを話す
2: フロド、サム、ゴクリの会話〜ナズグルが来る
3: フロドとサム、この旅が物語になる話をする、フロド笑う〜ファラミア、オスギリアスへ
4: アラゴルン、死者達がついてくる〜ギムリとレゴラスの会話
5: ゴクリ、寝ている二人を見る〜シェロブの棲処(すみか)へ
6: シェロブがいる〜ガラドリエルの「星のガラス瓶」を使う〜シェロブとゴクリに襲われる〜サム、シェロブを倒す〜サム、オークを見て指輪をはめる〜オーク、フロドを見つける〜ゴンドール、負傷したファラミアが戻る〜オークの様子を見るサム
7: サムが歌う〜サム、フロドを見つける〜サム、指輪をフロドに返す

■サムがオークに捕まったフロドを探してうたう歌。ギル=ガラドの歌も良かったけど、またこの歌がすごくいいんだなあ。
■サムに抱きかかえられたフロドの様子が痛々しい、そしてその後の様子はさらに辛い。


Episode XI: The Battle of Pelennor Fileds ペレンノール野の戦い
1: フロド、サムから指輪を取り返す〜旅を続ける〜ファラミアとデネソール〜ピピンがガンダルフを呼びに行く
2: モルドール軍ゴンドールを攻める〜ガンダルフとナズグル〜ローハンの角笛〜ピピン、ガンダルフを呼びに来る
3: 角笛、ローハンの歌〜エオウィンとナズグルの対決〜セオデンの死をメリーとエオメル達が看取る〜歌〜ファラミアと自分を燃やそうとするデネソールをいさめるガンダルフ
4: デネソールがパランティアを見せる〜デネソールの死〜歌〜アラゴルンの船団がやってくる〜歌〜ピピンがメリーを見つける〜寮病院でヨーレスとガンダルフ〜アラゴルン、エオメル、イムラヒルの会話〜アラゴルンが寮病院に来る
5: アラゴルン、アセラスを使って治療する、ファラミア目覚める〜エオウィン目覚める〜
6: メリー目覚める、馳夫さんとの会話〜ピピンとの会話〜フロドとサム、オークに変装して行軍〜ゴンドール、最終戦略会議

■ゴンドールの戦の様子は、あまり臨場感のある効果音を使わず「ムンドブルグの塚山」の歌(ローハンの詩人が後に作った詩)で表している。指輪物語らしくていい感じです。
■セオデンがデルンヘルムに声をかけている。
■デルンヘルムはメリーに助けを求めて叫んでいる
■メリーの目覚めてセオデンを思い出すところから、馳夫さんとの会話はやっぱり泣けます。そして、ピピンとの会話はほっとする。


Episode XII: Mount Doom 滅びの山

1: オークの軍団と歩くフロドとサム〜エオウィンとファラミア
2: 指輪を持つと言うサム、怒るフロド〜料理道具を捨てるサム〜ガンダルフ、アラゴルン、ピピン達、黒門へ
3: 黒門、サウロンの口とガンダルフ〜フロドとサム、ゴクリに襲われる
4: フロド、指輪をはめる〜スメアゴル
5: サム、フロドが物語りになる話をする〜グワイヒアとガンダルフが来る〜サムが目覚める、ガンダルフ、フロドがいる〜小さい人をたたえる歌〜メリー、ピピン、ギムリ、レゴラス、アラゴルンとの再会〜吟遊詩人のフロドとサムワイズの物語〜エオウィンとファラミア〜歌〜ファラミアの宣言とアラゴルンの戴冠〜歌
6: アラゴルン、白の木を植える〜エルロンド達が来る〜フロド、アルウェンから白い宝石をもらう
7: セオデンの追悼〜歌〜ローハンでエオウィン、エオメル、ファラミアと別れる〜アイゼンガルドへ向かう

■サムがフライパンを捨てる音がせつないです。
■そして、フロドの憔悴しきった様子は、フロドが最後の旅に出るようになった事に対する、説得力があります。すごい。
■ピピンの戦いが、省略されてしまっていたのは残念。
■アルウェンは白い宝石をあげるところで、ビルボが最後の旅をする事を、フロドにはっきり言っているみたいですね。


Episode XIII: The Grey Havens 灰色港

1: アイゼンガルド、エントとガンダルフ、サルマンが去った話〜レゴラスとギムリ、一行と別れる〜エントとの別れ
2: アラゴルンとの別れ〜裂け谷、ビルボとの再会
3: ビルボの贈り物と別れ〜フロド、ガンダルフと傷の話をする〜ブリー村、バタバーとの話〜サム、小馬のビルと再会〜ガンダルフとの別れ〜ホビット庄の惨状〜メリーの角笛〜ローズとサムの再会〜戦い〜サルマン〜通りの名前
4: サム、ガラドリエルの箱を思い出す〜マルローン樹育つ〜サムの引っ越し〜フロドの痛み〜エラノール生まれる〜フロド、ビルボの本をサムに渡す〜サムとフロド、旅に出る〜ガラドリエル達に出会う
5: ビルボの別れの詩〜ガンダルフ、メリー、ピピン来る〜別れ〜歌〜サム

■ギムリとレゴラスとの友情はあまり丁寧に描かれていないんですが、ここで二人で別れて行くあたりはちゃんとありました。みんな「ナマリエ」と言っています。
■サルマンに対するフロドの態度が、そしてセリフが、ぐっと来ます。わかっていても。
■フロドの目的を知ったサムの言葉が、声のトーンが本当にせつないです。


■興味をもたれた方の為に、アマゾンjp.にリンクしておきますね。

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このCDは、何度かリニューアルされて出版されています。私の持っているものとはデザインが変わっていますが、中身は同じ、サー・イアン、PJ映画ではビルボを演じた、イアン・ホルムがフロドを演じています。さすがに、声だけでも素晴らしい演技です。
PJ映画のサムやファラミアに疑問を感じる方は、こちらで満足感が味わえるかも。私は、ドラマの中ではこの二人が特に大好きです☆

※現在購入できるものでも、いくつかの商品があるようです。ちなみに「アメリカ版」というのは、アメリカの会社の商品ということで、アメリカ英語になっている訳ではありません。念のため。


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このページの背景は「トリスの市場」さんからいただきました