雑感18 〜 拡張子と関連付け Previous 雑感メニュー Next
 たとえば、README.TXT というテキストがあったとする。直訳すれば「私を読め.文書」である。こいつをダブルクリックすると、勝手にメモ帳が起動して README.TXT の内容を表示してくれる。
 いくら読めと言われても、ディスプレイで小説を読む気はしない。コンピュータで文章を読ませるにはかなり工夫が必要である。
 話を戻せば、ドット以下の"TXT"という拡張子に対して、メモ帳というソフト(NOTEPAD.EXE)が関連付けられているために、メモ帳が起動する。アイコンがメモ帳になっているのは、関連付けソフトがメモ帳だという意味である。
 TXT というのは TEXT の略だが、このテキストファイルは最も一般的なデータファイルだ。文字を扱えるソフトならばたいていは読みこめる。メモ帳ばかりでなくもちろんWORDでも、EXCELでも読める。しかし、ただ内容が読みたいだけなのに、そんな大げさなソフトに起動して欲しくはない。「読むんじゃねえ、このバカ!」と書いてあるかもしれないのだ。
 幸い、"TXT"にはメモ帳のような簡単なソフトが関連付けられているものなので、ほぼ一瞬にして内容を表示してくれる。ともあれ、Windowsでは1つの拡張子に対して1つのソフトが対応していて、1種類のアイコンが表示されることになっている。