最近よく
SILVA がテレビに出てくるようになった。連続して見かけてすっかりイメージが変わった。声の印象では若い頃の
麻倉未稀に似ていたので、カッコイイ美女が歌っているものと思っていた。
ある番組では、SILVA は
これを歌っていたのだが、歌う前にカメラに向かって大げさな投げキッスをした。お笑い芸人に近い道化だ。既にイントロも始まっており、観客が笑いを堪えていた。そんなアーティストはなかなかいない。素晴らしい。うたばんでは彼女はコントもやり、下ネタも連発していた。スゴい。中島みゆきぐらいの衝撃はあった。
実際は
美人とは言えなかったが、愛嬌があり、いわゆる隣のねえちゃんみたいなエッチっぽさがある。あれほど強烈なキャラクターだと知ると
「昨夜投げた汚い言葉は」と聞くと、なんか凄い顔で言ったんじゃなかろうかと思って、妙に生々しい。
彼女の音楽はゴージャスである。先ほどの
『 morning prayer 』では、
だんだんと盛り上げていき、サビの部分では
ドカンとなるように作ってはある。ただ、曲はそうなっていても、SILVA は歌い出したらMAXボリュームだ。一度下ネタに走ると、下ネタだらけになってしまうようなものだ。ああいうものは時々ぽろっと言うから面白いのだ。
そういうことができないから書いているわけではない。
『 water, flower 』ではなかなか魅せる。こういうふうに坂道を上がるようにだんだんと盛り上げていってくれれば、
続きが聴きたくなるというものだ。