あまりに子供っぽくなってしまったので、ここらで
Cocco が聴きたくなった。一度どこかのコンビニで
これが流れていて、いいな、誰だろう、と思ったことがある。実は自分で持っていたのだが、その時はほんとうに新鮮に聞こえてきたのでそう思ったのだ。おかしなことだが、それがきっかけで以前よりもよく聴くようになった。歌詞の方は
恐ろしいものが多いが、
心地いいドライブ感があって一時は毎日のように聴いていた。
彼女は沖縄生まれの人で、最初にヒットしたアルバムが『 クムイウタ 』だ。以前ミュージック・ステーションに出たときは
タモリとの会話も沖縄方言で通した。興味のある方は
Crossへ。
詩は全体に大人のための残酷童話のような印象があり、その路線はずっと変わっていない。それに見合うだけの
非常にヴィヴィッドでインパクトのある音楽性の持ち主である。
『 強く儚い者たち 』のフレーズも印象的で、一度聞くとなかなか忘れられない。しかし
歌詞は「(あなたが)宝島に着いた頃/あなたのお姫様は/誰かと腰を振ってるわ」。
彼女はテレビにもほとんど出ないし、ビデオ類や写真集の類も一切ない。
公式ページにいけば、RealPlayer 用の
小さなビデオが見られるくらいだ。大きめな口が印象的な美人タイプだが、そんなわけであまりいい画像が手に入らない。クリップだけの印象ではあるが、歌う姿が魅力的だと思うが、どうだろうか。