雑感27 〜 Cocco Previous 雑感メニュー Next
 あまりに子供っぽくなってしまったので、ここらで Cocco が聴きたくなった。一度どこかのコンビニでこれが流れていて、いいな、誰だろう、と思ったことがある。実は自分で持っていたのだが、その時はほんとうに新鮮に聞こえてきたのでそう思ったのだ。おかしなことだが、それがきっかけで以前よりもよく聴くようになった。歌詞の方は恐ろしいものが多いが、心地いいドライブ感があって一時は毎日のように聴いていた。
 彼女は沖縄生まれの人で、最初にヒットしたアルバムが『 クムイウタ 』だ。以前ミュージック・ステーションに出たときはタモリとの会話も沖縄方言で通した。興味のある方はCrossへ
 詩は全体に大人のための残酷童話のような印象があり、その路線はずっと変わっていない。それに見合うだけの非常にヴィヴィッドでインパクトのある音楽性の持ち主である。『 強く儚い者たち 』のフレーズも印象的で、一度聞くとなかなか忘れられない。しかし歌詞は「(あなたが)宝島に着いた頃/あなたのお姫様は/誰かと腰を振ってるわ」。
 彼女はテレビにもほとんど出ないし、ビデオ類や写真集の類も一切ない。公式ページにいけば、RealPlayer 用の小さなビデオが見られるくらいだ。大きめな口が印象的な美人タイプだが、そんなわけであまりいい画像が手に入らない。クリップだけの印象ではあるが、歌う姿が魅力的だと思うが、どうだろうか。