あの清涼炭酸飲料
コカ・コーラが
コーラという木の実と
コカノキの葉を原料としている
コーラ飲料であることは意外と知られていない。コーラナッツ自体の芳香と、そこに含まれるタンニンの苦みとカフェインによるほのかな興奮がミソなのだろう。

他にあの飴色の素となっているカラメルも含まれているが、おそらくコーヒーと同様にコーラナッツを焙煎する過程で糖分がカラメルに変化したということなのだろうと思う。ちなみにコーヒーの苦みの主成分もやはりタンニンの一種クロロゲン酸という物質である。
コーラの中に、コカインは入っていないそうだ。しかし、コカ・コーラの工場を見学に行ったことのある元同僚のS君によれば、製法などは一切秘密と説明されたそうだから、案外検出されない形で習慣性の興奮剤が入っているのかもしれない。
アンディ・ウォーホルのモチーフとしても用いられたコカ・コーラは、主に自由主義国家間で流通し、
ペプシ・コーラは主として共産圏で流通している。こういう甘い濃い目のドリンクでお握りやサンドイッチなど、どんな食べ物にも合うものというと、ほかにカルピスぐらいしか思いつかない。どちらも無性に飲みたくなるときがある。それが単に味に慣れたからなのか、やはり仕掛けがあるのか。⇒コーラ関係の薀蓄は
コーラ白書がすごい。