らんせいを

ゆめもって

 

毎日一句、気に入ったものを
記していきます。
ご感想をいただけたら幸いです。


[題名]:
[氏名]:
[E-mail]:

[コメント]:


 

 

2022年1月へ 2022年2月へ 2022年3月へ 2022年4月へ 2022年5月へ 2022年6月へ
2022年7月へ 2022年8月へ 2022年9月へ 2022年10月へ 2022年11月へ 2022年12月へ
上のボタンをクリックすると今年の作品へジャンプします

2022/10/01
スーパーは値上げ戦争肥える秋
2022/10/02
戦争も平和も抱え日が昇る
2022/10/03
最初はグー深読みをしてグーで負け
2022/10/04
自分史のところどころに酒の染み
2022/10/05
真実を握りつぶしたメモ用紙
2022/10/06
若き日に焦がした胸は焦げたまま
2022/10/07
争いの世でも変わらぬありがとう
2022/10/08
そうですかそうなんですか涙拭き
2022/10/09
忖度の気が回らない油ぎれ
2022/10/10
それはムリ君と私の曾孫さん
2022/10/11
30人を越えるかボクの家族葬
2022/10/12
ため息とくしゃみで揺れる飾り窓
2022/10/13
祖父までは恰幅あると褒められた
2022/10/14
茶柱にこだわり一歩出遅れる
2022/10/15
妻と子がこっちこっちと非常口
2022/10/16
浮かれてる音出し合う笛太鼓
2022/10/17
見詰められ甘味を増したつるし柿
2022/10/18
攻めたてて攻めて小さな城守る
2022/10/19
生き延びて余命の歩幅小刻みに
2022/10/20
逃げ道を探し昨日へ投げる石
2022/10/21
年金にすがり下流で立ち泳ぎ
2022/10/22
ハンドルの遊びのような日が暮れる
2022/10/23
一幕の喜劇へ蛇が迷い込み
2022/10/24
一人の日何時かは来ると老い二人
2022/10/25
コロナ禍で明日が読めない古時計
2022/10/26
あるものでないものゲットしたい旅
2022/10/27
よく笑う仏支えて鬼が泣く
2022/10/28
山積みの本ににらまれ医者通い
2022/10/29
預金残もうそろそろと言う余命
2022/10/30
真四角に畳んで眠る今日の顔
2022/10/31
乱世を犬掻きで来て妻の手へ