【代表挨拶】
「障がい児・者」の地域での生活をサポートする為に、たくさんの仲間達が集まって創った法人です。その事を何時も忘れないように・・・法人の名前は、「特定非営利活動法人いっぱい障がい者地域生活サポート会」という長〜い、長〜い、名前になっております。
令和4年度からは、前に「認定」という二文字が付きました。それは「会」の運営に賛同し御寄付をして下さる方々が免税出来るようにとの思いで、認定NPO法人の資格を取得いたしました。
私達は何時も「障がい児・者」と「そのご家族」と「その方々が暮らす地域と共」にあり続けます。
代表 福井重雄
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【法人理念】
利用される子供達と成人の方々の尊厳を守り、安全に配慮しながら、
生活機能の維持・向上をめざし「全人的」、「総合的」ケアサービスの向上につとめます。 また、ご家族・地域の方々・地域の関係機関と協力し、安心して生活が続けられるよう支援します。利用される子供達と成人の方々と職員が、「地域のいっぱい」の「支援」に包まれた日常生活を過ごせる事を大切にしています。成果の尺度は、支援させていただく「子供達」・「成人の方々」そして「その家族」、法人の提供するサービスにより「笑顔がいっぱい」で、「平安に」過ごされることとします。
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【目標(基本方針)】
1.「笑顔がいっぱい」な支援
障がいが、有る為の身体的、精神的両面から来る苦痛を除去するためには、利用される、子供達と成人達の立場に立って、望ましい支援が、なされねばなりません。お一人おひとりの状況は異なりますので、支援の方法に窮した場合は、「どうしたら、笑顔がいっぱいになって戴けるか」を尺度にして支援するようにいたします。
2.地域に根ざした施設
ご家族や地域住民の方々と交流し情報提供を行い、さまざまな支援の相談に対応いたします。 市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉関係機関などと連携し、地域と一体となった公共性の高いサービス提供を積極的に担います。
3.職員を大切にする
人間は「大切にされ」「必要とされ」「愛されている」「尊ばれている」実感を持つことにより、その尊厳が守られ、生きる活力が出てきます。「大切にされている人」は、人を「大切にする」ことができ、「愛されている実感」を持つ人は、人に惜しみない愛情を注ぐことができます。「仕事には厳しく、人間には優しく」という原則の中で、「あたたかさ」の中で切磋琢磨しながら職員一人ひとりが成長する。
「いっぱい」は、人材育成に対する長期的な視野に立っての人材育成を心掛け、職員が意欲と誇りを持って働ける環境を創っていきたいと考えています。
「いっぱい」で働くことがステータスとなるよう、人材育成を組織の骨格の一つとして位置づけています。
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沿革
私達NPO法人「いっぱい」は障がいを持つ学齢児及びそのご家族が地域で安心して生活出来るよう地域の関係団体が互いに連携してサポート体制を構築し支援活動を行うことにより地域に貢献することを目的に平成16年11月に任意団体「あさひ学齢障がい児地域生活サポート連絡会いっぱい」として発足しました。
翌平成17年特定非営利活動(NPO)法人の認可を取得、「あさひ学齢障がい児地域生活サポート会いっぱい」となりました。平成17年度横浜市旭区で始まった3カ年のモデル事業「学齢障がい児の放課後預り事業」の選考を受け事業を展開、同事業の先駆的役割を担って参りました。
平成19年度、横浜市こども青年局にて「障がい児居場所づくり事業」が制度化され、横浜市各区に1ないし複数の事業所の認定が決まり、平成20年度旭区において同事業所の認定を受け、横浜市全域で事業展開される本制度の礎構築の一旦を担うことが出来ました。
平成21年、学齢障がい児が社会に巣立ってからの命題である地域における自立生活を目標に障がい者の就労課題に取り組むべく障害者自立支援法による「就労継続支援B型事業」事業所の指定を受け、障がい児支援事業から障害者の就労支援事業までと障害児〜者までの一貫したライフサイクルでの支援を担う事業所として支援を広げて参りました。併せて同年法人名を「特定非営利活動(NPO)法人いっぱい障がい者地域生活サポート会」と改名致しました。
平成24年障害者総合支援法が成立し、障がい児の放課後預り支援事業も国の制度のもと「放課後等デイサービス」事業として制度化され、平成25年度に同事業所として指定を受け活発な事業展開を継続令和4年2月24日、認定NPO法人に指定、、現在に至っています
学齢障がい児放課後預り支援の小さな芽を育みながら20年近く、ようやく地域から国の制度化へとその歩みの礎を担い更に障がい者支援へと、ライフサイクルを通しての一貫した支援を確かなものにすべく地域と一体となって障害児・者の支援活動に全力を尽くし邁進しています。これからも地域の皆様のご支援とお力添えに一体となって頑張って参ります。
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