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こんにゃく座とは元々、東京芸大で宮川睦子先生の指導による『こんにゃく体操ゼミナール』に参加していた学生達が、当時のオペラ界の在り様に疑問を持ち、日本にオペラを根付かせるため
創立しました。
その為には、言葉がはっきり伝わり、演劇的にも充分に鑑賞に堪えるものを上演しようと努力した。しかし、当時その目的に合致したオペラ作品は数少なく、ようよう見つけ出した作品が林光作曲の「あまんじゃくとうりこ姫」、間宮芳生作曲の「昔噺 人買い太郎兵衛」などです。 |
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桐朋で「フィガロ」を上演した時、『伯爵』の役は前述の越智則英さんと中村利男さんのWキャストでした。中村さんは現在、同志社女子大学・音楽学科の教授であり、私・佐山陽規の恩師でもあります。
そもそも桐朋中退後オペラの世界に進んだのも、この中村先生の薦めでした。
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