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オペラをやろうと決意し(「フィガロ」のコメントにも 書きましたが、ミュージカルもオペラも変わりがないというのが私の印象でしたから、なんの抵抗もありませんでした)初めて二期会や藤原オペラなどを観に行きました。しかし、そこで出会ったオペラは、日本語で歌っているにも拘らず言葉はほとんど聞き取れない。確かにいい声で歌っているのですが伝わって来るものがない!
新聞評などを見ても、評論家の先生方は言葉が分からない事を当然のよ
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うに書いている。それどころか、「ヨーロッパでは観客が台本を読んでから出かけるのだ」などと、観客の勉強不足だというようなことを臆面もなく書いているというのが、 当時のオペラ界の現状でした。
そんな時に出会ったのがこんにゃく座でした。丁度こんにゃく座創立の年の事です。
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