・実艦
白露型は初春型の重武装による復元性能悪化の対策を盛り込んで建造された駆逐艦。
日本海軍の駆逐艦として初めて4連装の魚雷発射管を装備した。
白露型2番艦の「時雨(しぐれ)」は、1936年09月に舞鶴工廠で竣工。
珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦、第3次ソロモン海戦、マリアナ沖海戦、比島沖海戦などに参加。
1945年01月に米潜水艦の攻撃により沈没。
基準排水量:1,685トン。全長:110.0m。速力:34.0ノット
・1/700キット
メーカ :フジミ
材質 :プラ
キット評:☆☆☆☆☆
設定 :1943年09月頃の状態とした。
コメント:2023年12月完成。
白露型2番艦の「時雨(しぐれ)」の対空兵装の一次強化状態(1943年09頃)として製作した。
明るい舞鶴海軍工廠色で塗装した。エッチングはフジミ の白露型専用を主に使用。
艦首、艦尾のフェアリーダー追加。艦橋をエッチング等でディテールアップ。
第一煙突を0.5ミリほど高く。各ハッチのエッチング化。
ピットの砲を使うため1番砲台座を0.1ミリ下げる。1、3番C型砲はピットロード新型NE-05を使用。
2番砲塔を伸ばしランナー等でディテールアップ。
4連装魚雷発射管もピットのNE-05を使用(白露製作時はキット付属をディテールアップしていた)。
スキッドビーム中央両舷、後部をエッチングでつける。
前部マストを伸ばしランナーでつける。マストの見張り所をプラ棒でつける。
ダビットはエッチングの付け根を1ミリ削って低くする。
後マストは伸ばしランナー。
機銃は1943年09月頃は艦橋前25ミリ連装と煙突両脇に25ミリ3連装機銃を装備と想定。
艦橋上に無線?アンテナを立てる。前部機銃座に伸ばしランナーで手すり縁とエッチング梯子を付ける。
・参考資料
モデルアート別冊 艦艇模型の製作術 総ざらい1 2015.12
モデルアート別冊 帝国海軍駆逐艦 総ざらい 2014.03
丸スペシャル024 駆逐艦 初春型 白露型 1979.02
軍艦メカ4 日本の駆逐艦 1982年12月
軍艦メカニズム図鑑 日本の駆逐艦 1995.01
日本海軍小艦艇ビジュアルガイド2012.07