日本橋〜板橋宿〜戸田橋を渡る(2007年1月8日)
赤門(東京大学)

 10時30分日本橋を出発。日本橋は江戸幕府により五街道の起点として定められ、橋の中央には日本国道路元標が埋標されている。
三越、神田駅、昌平橋を渡り、JR線の高架下を通り暫く進み、左折すると左手に湯島聖堂、右手には正月の賑わいが残る神田明神。
東京大学・赤門前では記念写真を撮っている若人を見かける。国道17号線を進む。

銅製地蔵菩薩(真正寺)

 11時半にJR巣鴨駅に到着。レストランで昼食・休憩。17号線と別れ左手の旧道に入る。江戸六地蔵の一つ、巨大な銅製地蔵菩薩(高さ2.68m)を祀る真正寺の先は巣鴨地蔵通商店街。人ごみをかき分けながら進む。

巣鴨地蔵通商店街
庚申塔

 埼京線「板橋駅」を過ぎ、17号線を横切ると「板橋伊宿」商店街。
宿の寺として信仰を集めた観明寺の参道入り口には、青面金剛像が彫られたものとしては都内最古の庚申塔がある。
石神井川に架かる、地名由来の「板橋」を渡ると、右手に葉を落とした「縁切榎」。嫁入りの祭には、縁が短くなることをおそれ、通らなかったを言われている。

縁切榎
志村一里塚

 17号線と合流し暫く歩くと、中山道の第三番目のとして築かれた「志村一里塚」。現存する一里塚は都内では2箇所しかないとのこと。
17号線から左にそれ清水坂を下る。「富士・大山道の道標と庚申塔」がひっそりと立っている。
17号線に合流し暫く進み、荒川に架かる戸田橋を渡る。
14時半、JR埼京線「戸田公園」から帰途につく。

道標(左)と庚申塔(右)


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