★語学留学体験記−1.社内公募

1997年の11月のある月曜日。
管理職ミーティングで上司が言いました。

  「短期語学留学の応募が来ているけど、ぷらむ君行ってみる?」

今だったら、迷わず「行きます!」と即答するところですが、当時はまだ英語に対する意識は低く、「ちょっと考えさせて下さい」と答えました。行けばためになる、とは思ったものの、下の娘がまだ1歳だったこと、家を購入したばかりだったことなどが心の底で引っかかっていました。

その週はその後社内研修で缶詰で、金曜日の夜帰宅してみると、上司から電話して欲しいという伝言がありした。電話をしてみると、

  「例の語学研修、行きたそうだったんで、申し込んどいたから。
  来週の月曜日にTOEICのスコアのコピー忘れずに、人事に提出してね」

と言うのです。

  (え、いや、行きたそうって・・・。行きたそうには全然してないと思うけど・・・)

と言うわけで私の意志に反したところで話は進み始めたのです。