6月15日(出発の日)

成田からFrankfurt am Mainへ

出発の日、明け方から雷が鳴り、ざーざー降りの雨。今回の旅行は前途多難?かと思わせる天気でした。横浜から乗った「成田エクスプレス」もがらがらでなんだか寂しいような気分。しかし、次の停車駅の東京では大勢の乗客があり漸く旅の気分も盛り上がってきました。

今回の旅の航空会社は往復ともJAL、搭乗手続き時に座席の割り当てが行われるとのことなので、窓際の席を取ろうと早目に成田空港に向かいました。空港に着いてJTBのカウウンターへ。航空券を受け取り、直ぐにJALのカウウンターで搭乗手続き。今回の我々のグループの一部は2階席が用意されているとのことで、勿論2階席を取りました。我々の席の前方はクルーのコックピット、2階席に乗るのは始めての経験でした。

集合時刻は出発の2時間前。時刻にJTB旅物語受付カウンターに集まると、今回のツアーの添乗員さんは、林真理子似の女性。ツアーの参加者は総勢20名、うち男性は夫婦で参加の5名と圧倒的に女性が優位のグループでした。

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ほぼ定刻に一行を乗せたジェット機は一路アムステルダムのスキポール空港に向けて飛び立ちました。梅雨のさなかのため下界は小雨がぱらつく曇天でしたが、雲を抜けるとその上は太陽が輝き真っ青な空が広がっていました。

下界は見えませんでしたが、機は新潟県上空から日本海に抜け、シベリア上空へと進みます。シベリアを横切りウラル山脈を越えるのに4時間位かかり、改めてロシアの国土の広さを実感させられました。
夏だというのに、シベリアの土地には未だ雪がまだら模様に残っており、湖にも氷が解け残って見えました。

やがて、ジェット機は右手にバレンツ海を見て、フィンランド上空を通り、バルト海を横切りスウェーデン、デンマーク、ドイツ上空を経てオランダのスキポール空港に現地時間の午後6時頃到着。
約2時間の待ち時間を過ごして、ルフトハンザの中型機に乗り換えて、夜9時頃にフランクフルトに着きました。 夜の9時といっても、緯度が高いため未だ薄明るい空でした。しかし、既に日本時間は翌日の朝4時、前日起きてから既に24時間経っていました。
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