10時過ぎにJR・下諏訪駅を出発。 砥川を渡り、「右中仙道・左いなみち」道標、横河川、旧・御小休本陣(今井家)を過ぎると緩やかの上り坂となる。 岡谷インターチェンジを左下に見ながら、塩尻峠を目指す。 |
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石船観音、大石を過ぎ急坂を登る。遠く諏訪湖を眺めながら峠の展望台で休憩。 暫く下ると左右に畑が開けてくる。東山一里塚を過ぎた頃から人家が多くなる。国道と合流して暫く下った「東山食堂」で昼食休憩。 立派な家々が立ち並ぶ柿沢集落を下る。 |
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国道に合流し、塩尻宿・高札場跡碑、本陣跡碑を見ながら進む。国道から左に別れ中央線のガード下をくぐり、暫く進むと平出一里塚。 平出遺跡を左手に見て、再び中央線を渡り、少し先を左折し、国道に合流。雨模様、先を急ぐ。 |
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国道19号線を右にそれ「洗馬宿}に入る。 集落内では歩いている人を見かけない静かな集落。 中山道と北国脇往還(善光寺街道)の分去れ宿場であったとのこと。本陣跡、荷物貫目改所跡、脇本陣跡、高札跡を通り宿を抜ける。 雨が降り始める。 |
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雨の中、再び19号線と合流し暫く進み、右手に分かれると本山宿の標識。静かな宿である。古風な家並み、一里塚跡(江戸より六十一里・京へ七十一里)を過ぎ、左手に入る。 JR日出塩駅に到着したのは、16時45分。 電車で塩尻まで戻り宿泊。 |
日出塩駅を8時40分に出発。集落を抜けて暫く国道を進むと「これより南 木曽路」碑。 「和獅子一里塚」跡、JR贄川駅を過ぎると、国重要文化財・深澤家がある。豊富な水量の水場が街道筋に点在している。贄川宿を過ぎる、国道の道の駅で小休憩。 漆器の町・平沢は、街道筋の民家が総て漆器商と見えるほどの漆器の集落。 |
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峠越えにそなえて宿をとる旅人で賑わったと言う奈良井宿にはいる。蕎麦やで昼食休憩。昔の面影を残した町並みが続く。 南北両端に神社があり、街道に沿って南側から上町、中町、下町に分かれ、中町に本陣、脇本陣、問屋等が置かれていたと言う。 高札場・跡を過ぎるると鳥居峠への路が始まる。 |
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本降りの雨の中、石畳路を登る。木曽川と犀川水系の分水嶺である鳥居峠はなかなかの難所。 熊よけの鈴を鳴らしながら雨の峠越えとなった。 木曽義元がに戦勝祈願のため、峠に鳥居を建ててたことが、名前の由来と言う。 最後の急坂を下ると薮原宿。 |
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元禄の大火の後に造られたと言う「防火高塀跡」、高札場跡を通り、14時前にJR薮原駅に到着。 駅員から、次の列車時間まで2時間あることを告げられ、宮ノ越宿まで足を伸ばすこととした。 木曽川を縫う様に続く路を急ぎ、15:20分JR宮ノ越駅にに到着。 |