箱根関所〜西坂道〜三島宿(2002年5月5日)
|
||||
足元に注意しながら、雨に濡れた石畳道の「甲石坂」を下る。トレッキングシューズを履いてきてよかった。 豊臣秀吉が小田原城を攻める時、休憩して兜を置いたと言われる「かぶと石」を右手に見て「石原坂」を下る。 曲がりくねった国道一号線をショートカットし、所々で合流しながら、旧東海道は続く。 |
単調な色彩の道中、満開のつつじ一木が目を楽しませて楽しませてくれた。 願合寺地区の石畳道には、「一本杉石橋」が復元されていた。 だいぶ下ったせいか、霧が晴れて雲間に太陽が顔を出し、蒸し暑さで汗をかきながらのウォークとなった。 |
「大枯木坂」に続く「小枯木坂」を下ると「雲助徳利の墓」がある。久助という終生酒を愛した雲助の頭役の死をいたんで立てられたという。一升瓶が供えられていた。 国道1号線に架かる「山中新田歩道橋」を渡り、11時15分、山中城跡に到着。城跡内を散策後、休憩・早めの昼食。11時50分、山中城跡を出発。 「霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ 面白き」(芭蕉)。今回のウォークで、楽しみにしていた富士の勇姿は見られなかった。 |
上長坂を下ると「笹原一里塚」。 更に、急坂の下長坂(こわめし坂)を一気に下る。あまり長い急坂なので、背負った米が汗と熱で「こわめし」ができたと言う。 箱根峠からの長い下り坂を、早足で下ったせいか、両足の膝関節に痛みを覚える。 ゆっくり歩き、「生雲寺」、「六地蔵」を過ぎる。 |
「臼ころがし坂」を下り、しばらく歩を進めると「初音ケ原松並木」の中に、「錦田一里塚(日本橋より28里)」を見つける。 「愛宕坂」、「今井坂」を下ると平坦路。三島の街中に入った、暑い。 13時40分に「三嶋大社」に到着、参拝。 祭り(子供の日)で賑わう大通りを過ぎ、14時10分三島駅着。本日の全行程を終わる。 |
前ページへ | ホームへ | 次ページへ |