三島宿〜沼津・原〜吉原宿(富士)(2002年12月12日)
対面石(頼朝・義経) 7時50分に横浜の家をでる。10時、JR三島駅に到着。直ちにウォーク開始。好天に恵まれたが、風は冷たい。

千貫樋の架かる境川、伏見一里塚(二十九里)を過ぎ、源頼朝・義経対面の地といわれる八幡神社に立ち寄る。真っ白な富士山を右手に見て、黄瀬川橋を渡ると沼津。

黄瀬川橋から富士山を望む
合流した一号線を別れ左手の道を行くと狩野川と出合い、しばらく土手沿いの道を進む。平作地蔵尊が目にとまる。雲助平作が、娘婿の敵の行方を聞き出すために自害した地に建てられ、延命子育て地蔵として信仰を集めているという。
狩野川と別れ、御成橋を右折すると「沼津の宿」標識が目にとまる。
御成橋から狩野川の上流を望む
道をそれ、浅間神社の先からから海岸にでることにした。11時45分千本浜に到着。雄大な景色にしばし疲れを忘れる。真っ白は富士、真っ青な駿河湾、遠く真っ白な煙をはく富士市の製紙工場の煙突もはっきり認められた。

昼食をとる場所を探しながら先を急ぐ。

旧道には神社仏閣が多い。昼食の出来るような店は少ない。12時30分、「蕎麦屋」を見つけ、昼食・休憩。
13時30分、「駿河に過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」といわれた白隠禅師ゆかりの松蔭寺に到着。東海道線の踏切を渡りしばらく進むと「東田子浦駅」。相変わらず富士山は美しい姿を見せている。
東田子浦の富士山
延々と続く道をひたすら歩む。行く手に遠く白煙を噴く製紙工場の煙突が見え始める。
大昭和製紙前のコンビニで、「飲料」と「どら焼き」で疲れを癒す。本日の目的地である「JR吉原駅」に到着したのは、15時30分。

天気も良いし、体の調子も良いので、「吉原宿」を経由しJR新富士駅まで足をのばすことにする。

大橋、依田橋を過ぎると名勝左富士。ほんのり赤らんだ富士山の姿に見とれる。
つるべ落しの夕暮れ、「吉原宿」の史跡探訪はあきれめ、歩を早める。潤井川に架かる三度橋を渡りしばらく行くと「袂の塞神」が道行く人をじっと見守っている。思わず足を止める。

富士本町道りをJR富士駅を経由して新富士駅に着いたのは16時55分。日は暮れていた。

17時30分の「こだま」で帰途に着く。

袂の塞神


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