藤枝〜島田〜大井川〜金谷宿(2004年2月1日)

東泉寺跡・地蔵尊 JR藤枝駅を出発したのが10時、「東泉寺跡」にある「地蔵尊」に旅の無事を祈る。
藩境の「田中藩領傍示石跡」「六地蔵堂」などの史跡を見ながら歩を進める。
この地は湿地帯が多く、中世の東海道はこれを避けて迂回していたとのこと。湿地の開拓が進んで開かれた新しい東海道と古東海道の分岐である「東海道追分」標識前を通過する。
東海道追分
松並木 田中城主水野忠善が大金を投じて増築した大堤防「千貫堤」に立ち寄る。昔の人の苦労を偲ぶ。
上青島には昔の面影を感じさせる「松並木」がポツリポツリと残っている。
駿河路の 名残の松や 初歩き
島田宿に入ると史跡が多い。島田駅前で昼食。
如舟・芭蕉連句碑
島田宿大井川川越遺跡
大井川を前にした通りには、昔の大井川越えに関係した建物が、「島田宿大井川川越遺跡(国指定史跡)」として復元されているのは、嬉しい。歩をとめてのんびりと見学。
昔の人達の川越の苦労を偲びながら、強風をついて、約2kmある大井川橋を渡る。幸いあまり寒くなかったので、景色を楽しむ余裕をもてた。
大井川の流れ
金谷宿に入る。
妻は、今日の目的地である「JR金谷駅」まで、鉄道を利用することとし、大井川鉄道本線「新金谷駅」で分かれる。
大代川を渡り「金谷本陣跡」の標識のあたりから、路は上り坂となる。
金谷1里塚跡を過ぎ、14時40分に「JR金谷駅」に到着。
約15kmの行程でした。
金谷1里塚跡

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