桑名宿〜四日市宿〜加佐登(2006年5月22日)
伊勢神宮一の鳥居  9時10分、JR桑名駅を出発。

「伊勢神宮一の鳥居(左写真)」前の「七里の渡し」跡は、防波堤に囲まれ昔を偲ぶ姿は無い。
俗諺に「勢州桑名に過ぎたるものは銅(かね)の鳥居と二朱女郎」とある春日神社前(右写真)を通り歩を進める。

春日神社・青銅鳥居
矢田立場  「矢田立場(火の見櫓)」(左写真)を左に折れる。神社・仏閣が多い。
古い木造の寺、「了願寺」(右)を写真に収める。員弁川(町屋川)を渡る。
桑名の焼蛤にお目にかかれなかった。
冨田の一里塚  朝明川を越え、関西本線のガードをくぐると「冨田の一里塚」石標(左)。
所々で古い家並みは目にするが、昔の街道を偲ぶ「松並木」皆無。冨田で一本(写真右)と先で合計三本を見かけただけ!

海蔵橋を渡って暫く先の「Coffee・Meal」と看板が出ている店で昼食・休憩。ハンバーグとコーヒーが美味かった。

一本の松
諏訪神社
 四日市橋を渡り、商業・漁業の神として古くから崇拝されてきたという諏訪神社を過ぎ四日市のアーケードを通る。人影はまばらで寂しい。
見ることは出来なかったが、木造不動明王立像が有名な大聖院に足を止める。
大聖院
日永の追分  境内で、古くから伝わる「つんつく(堤築)おどり」が行われると言う両聖寺を通る暫く行くと、東海道と伊勢参宮道の分岐点であった「日永の追分」史跡がある。
内部橋を渡る。
 日本武尊の故事が残されている杖衝坂(つえつきざか)には、芭蕉の句碑「歩行(かち)ならば杖つき坂を落馬かな」がある。
芭蕉の句碑
小沢本陣跡  石薬師宿の小沢本陣跡の先に、宿場名の由来になったと言う「石薬師寺」がある。
 石薬師一里塚跡を過ぎ蒲川橋を渡り、しばらく水田の中を歩く。田植えの終わったばかりの稲が風になびく姿を見ながら歩を進める。
 JR加佐登駅に着いたのは16時10分。約7時間、よく歩いたものだ!
 帰途に着く。
田植えの済んだ水田

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