前夜、八日市に宿泊。 8時に水口石橋駅を出発。五十鈴神社を過ぎると、北縄手と呼ばれていた一直線の道になる。縄手とは「田の中の道」のこと、江戸時代両側には松並木であったとのこと。野洲川に突当った所に街道随一の規模を誇った「横田の常夜燈」がある。野洲川はかっては横田川と呼ばれていた。 甲西町に入る。横田橋(国道一号線)で野洲川を渡る。 |
天井側になった大沙川の下を通る隧道を抜けると樹齢750年といわれる弘法杉がある。 黙々と歩を進める。家棟川・落合川を渡ると石部町。 道の辺広場を過ぎたところに石部宿小島本陣跡・碑がある。松並川沿いに暫く進み、川を渡り新道(天保3年の野洲川洪水で新道となった)を歩くことにする。 栗東市に入る。買い物又は昼食の出来る場所を探しながら歩く。 |
12時になったので道端に腰を下ろし昼食・休憩をとる。コンビニ・レストラン・食堂は全く見かけないので、非常食として持ってきたビスケットとチョコレートで我慢。 |
中仙道と分岐点に火袋付きの道標、当時の姿を残す全国で唯一つとされる草津宿本陣・・・・史跡に足を止めつつ先を急ぐ。
史跡が大切の保存されているのは嬉しい |
近江三大名橋の一つ「瀬田の唐橋」を渡る。右手奥に琵琶湖が広がっている。
複雑に曲がった道を暫く北上。神社仏閣が多い。 木曽義仲と松尾芭蕉の墓がある義仲寺に足を止める。「木曽殿と背中合わせの寒さかな」(芭蕉の門人又玄の作) |
夕暮れが迫り歩を早める。幸運にも大津祭り西行桜狸山の曳山に出会う。 旧東海道を外れ、JR大津駅着いたのは17時15分。電車で草津駅に戻り駅前のホテルに宿泊。 |
8時15分JR大津駅を出発。久しぶりの快晴。
早朝にもかかわらず、前夜の本祭りで使われた曳山の片付けを人々に目をやりながら先を急ぐ。 札の辻を左折し暫く登ると国道1号線に合流。逢坂山関所跡碑を過ぎると下り坂。 1号線と分かれる。 |
京都市に入る。9時半に山科地蔵尊前を通過。
三条通りを横切り、JRの高架下を通り、日ノ岡峠を登りきると眼前に京都の街。 11時、京都三条大橋に到着! 通りがかりの人にカメラのシャッターを押してもらう。 12時の新幹線ひかりで帰途に着く。 |
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