★語学留学体験記−3.荷物がなくなった!!

そもそも全日空でワシントンへダイレクトで飛ぶはずだったのですが、全日空のストライキのため 出発の数日前に日本航空シカゴ乗り継ぎに変更しました。
これが、そもそもの「けち」のつき始めでした。

アメリカへの最初の到着地で入国審査/手荷物検査をするため、シカゴで一旦荷物を受け取り、 審査を通った後に再び預け直さなければなりません。
ところが、今回はシカゴへの到着が遅れたため、荷物を日本航空ではなく直接アメリカン航空のカウンター へ持っていくことになりました。
アメリカン航空のカウンターの手前におばさんがいて、「どこへ行くんだ」と聞くので「DCエアポート」 だと答えると、スーツケースを受け取り「手書きのタグ」を付け始めました。
今思えば、この「手書きのタグ」がくせ者でした。

シカゴーワシントンのフライトは、窓から五大湖とアメリカの大地をみながらの快調な旅でした。 同じ会社から同じ留学先に行く連れと、「タクシーで行こうか」などと言いながら手荷物受け 取り場に行くと、そこに私の名前を書いたプラカードを持ったおばさんがいるではありませんか!
ホストマザーが、わざわざ空港まで迎えに来てくれたのです。感謝感激です!!

自己紹介をしながら、荷物を待ちました。連れの荷物は早々に現れましたが、 私のスーツケースはなかなか出てきません。
そしてついに、ターンテーブルは止まってしまいました・・・。

(ああ、またか・・・)

にわかには信じられませんでした。実は、その前の年にボストンに出張したときも荷物が行方不明になっていたからです。
(さっき調べてみましたが、そのときの航空会社はユナイテッド航空でした)
海外旅行3回のうち、2回もロストするとは凄い確率です!!
慣れたもの(?)で、とにかくカウンターのそばにいる係員にスーツケースの特徴と連絡先(ステイ先)を教え、 出てきたらすぐ持ってくるように文句を言いました。 その場はあきらめて、とりあえず、ステイ先のお宅に車で向かいました。

こうして留学初日はトラブルから始まったのでした。