どうぶつたちにつかまえられている りゅうの子をたすけるため、エルマーは
どうぶつ島(じま)へしゅっぱつしました。
ふねにしのびこみ、みかん島から ぴょんぴょこいわをわたって、どうぶつ島に
ついてみると、そこには きけんがいっぱい!
エルマーは リュックにいろいろなものを入れて行きます。それらがどんなふうにやくだつか、
たのしみながら、よんでみてね。
つづきに『エルマーとりゅう』 『エルマーと16ぴきのりゅう』があります。
渡辺茂男訳。福音館書店。
* 天の火をぬすんだウサギ * さく:ジョアンナ・トゥロートン
天の人たちがひとりじめしている火を手に入れるため、どうぶつたちはそうだんして
かしこいウサギが行くことになりました。
うまいぐあいに火をもちだしたウサギですが、天の人たちが ものすごいはやさ
で おいかけてきます。
おいつかれそうになったウサギはつぎのどうぶつへ 火をわたしました。
さあ、ぶじににげきって、どうぶつたちは火を手に入れることができるのでしょうか。
アメリカのむかしばなしからつくられた絵本です。
ウサギのさくせんも、火を手に入れたあとのどうぶつたちのリレーも、たのしくて、ページを
めくるのがドキドキします。
山口文生訳。評論社。
* はれときどきぶた * さく:やだま しろう
おかあさんが、ぼくの日記(にっき)をかってによんでいた!
くやしいので、ぼくはおかあさんをびっくりさせるために、日記にとんでもないことを
書いてみた。ところが、おかあさんは、へいきなかおで そのとおりのことをやっている。
それなら、もっとへんなことを書いてやる! …と考えたら、とうとうたいへんなことに!
いったいどんなことを書いたのかは、よんだときのおたのしみ。
もし、あなただったら、どんなことを書くのかな?
岩崎書店。
図書館(としょかん)は、本がたくさんあって、本をよんだりかりたりできるところです。 学校(がっこう)にも「学校図書館」がありますね。 お話の本だけじゃなく、図鑑(ずかん)や工作(こうさく)の本、かみしばいもあったりします。 よみたい本は、だいめいやかいた人のなまえからカードやコンピュータでさがすことができます。 図書館の人に「こんな本をさがしている」とつたえて、さがしてもらうこともできます。 図書館の本はみんながみるものなので、やぶいたり、らくがきをしたりしないようにしましょう。 しずかにすごしたい人もいるので、走ったり、大きな声をだしたりしたくなったら外に出ましょう。 ほかにも、図書館にはきまりがあるので、きちんとまもってきもちよくりようしよう!
「もう字が読めるんだから、自分で読みなさい。」 こんな言葉を使っていませんか? でも、本当に字が読めれば本が読めるのでしょうか? わたしは、“字が読める” と “本が読める” はイコールではないと思っています。 だから、小学生になっても読み聞かせは続けてもいいのではないかと思います。 絵本でも長いお話もあるし、厚めの長編を毎日少しずつ読んでいくのも楽しいですよ。 大切なのは、子どもたちが「本を読みたい」と思ったときに、手の届くところに本があるという環境を用意しておくことだと思います。 子どもはどんどん成長して、わたしたちから離れていってしまいます。 それまでの間もう少し、一緒に楽しむ時間がのびてもいいですよね。 それから、もう一つ。 子どもは子どもなりに好き嫌いがありますから、期待した反応が返ってこなくてもがっかりしないでくださいね。