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藤木ときどき日記

2003年3月〜4月分

参考までに、マークをつけてみました。馬の話題:音楽の話題:古典芸能・文学の話題:
「指輪物語」及びPJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング」の話題:


'03年4月18日(金)〜5月4日(日) ありがとうございました

本当に凄くさぼっていましたね、すみません。おかげで、同人誌即売会に小さいコピー誌ですが、本を作って持っていく事が出来ました。スペースに来て下さったみなさま、お買いあげ下さったみなさま、ありがとうございました。
表紙の絵は指輪物語ファンページ「Ride on!」でご覧頂けます。

この間にも、馬には2回乗りに行ったし、21日にはチョウ・チンの室内楽を聴きにいったし、いろいろしていたのですが、とにかく時間か気力か体力か全部かが足りなくて、HPにまで手が回りませんでした〜〜ふう。これって、季節の変わり目のせいにしておいていいかしらん。

'03年4月15(火)〜17(木) 月がとっても青いから

久々にとても月が大きくて明るく見える事に気づいたので、いつもの道の一本奥の、街頭の暗い道を歩いて帰りました。たぶん、満月なのでしょう、壁には見事に自分の月陰が映っていました。気がつけば、今まで外を歩くときは、寒さに気を取られて月どころではなかった私でした。暖かくなりましたね。
もし、ゴクリだったら、驚いてどこかに逃げてしまいそうな明るさで、月の男も見えるのではないかというほど、大きく見えました。

15日は馬に乗りました。Nちゃん2回目。前回ぼろぼろだった事を考えると、今回はまあまあでした。でも、先生の事が嫌いで、3m以上離れた所しか通ろうとしないのを、阻止することは出来ませんでした。私の脚や鞭より、なんにもしない先生の方が怖いそうです。もちろん、以前にしごかれた記憶があるわけです。素直な子です。

帰りに久々に友達二人とお茶して帰りました。また、旅行に行く話がでまして、海外は行きにくいので今年もモンゴルは断念。そのかわり、国内のどこかにしようと言うことで話が進みそうです。ニュージーランドは来年…行けるかな?

14日は、家族で中華街に行きました。このごろ、甘栗を剥いて道行く人に試食させてくれるのが流行のようです。「天津甘栗」というやつでしょうか、2〜3カ所でもらって食べました。実は甘栗大好きです。ずいぶん綺麗に剥けるのね。うちに買って帰ると渋皮がなかなかとれなかったりするんだけど。

'03年4月14(月) 映画「楽園をください(RIDE WITH THE DEVIL)」

ずっと前の「優駿」誌の映画紹介にあって気になっていた作品を、ケーブルの映画チャンネルでやったので見ることが出来ました。’99年のアメリカ映画で、原題は「RIDE WITH THE DEVIL」です。そしてDVDになったタイトルは、「シビル・ガン 楽園をください」となっています。ややこしい。
アメリカの南北戦争に翻弄される若者達を描いた、台湾の監督アン・リーの作品。確かに、悪魔にとりつかれたように騎行する若者達の姿には壮絶な物がありました。でも、ラストが「主人公以外みんな死んでしまいました」とならないところが良かったです。ものすごい銃撃戦で、とにかく沢山の人が撃たれて死んでしまうので、舞台が静かな場所に移った後、最後にもう一波乱あるのかと思ったら、意外と綺麗に終わったので、見た後にどーんと落ち込むような物ではありませんでした。アメリカ南部の話なので景色も綺麗でした。
馬は、移動の手段が全部馬か馬車の時代なので、それこそた〜くさん出てきます。ついでにミュール(騾馬)もいます。台詞のなかに、ミュールと言うのがあるんだけど「馬」と訳されていましたね、比喩的に使うときには、文化が違うからどう訳しても、うまくいかない部分はありますよね。
近いうちに「馬と映画」のページに感想をアップします。

そうそう、主演はトビー・マグワイアでした。19歳の設定ですが、長髪に髭を生やしているからもっと年上に見えました。彼は、今度「シービスケット」という映画に騎手役ででるそうですね。

'03年4月13日(日)グワルネリ・デル・ジェス

10日に聴いた、ジュリアン・ラクリンの使っているバイオリンは、グワルネリなんだそうです。そういわれると、そんな音色だなあ、なんて思ってしまうのが素人ですね。
私が初めて買ったCDが、たしかピンカス・ズッカーマンのチャイコンでした。彼は、確か当時グワルネリだったのですよね。今はどうなのかわかりませんが。ずっと前に、テレビでバイオリンの番組を見たとき、案内役がズッカーマンで、ストラディバリウスとグワルネリの音の違いと弾き方の違いを説明してくれていました。繊細な音色のストラドと重厚な音色のグワルネリとは、自ずと弓の使い方も変わってくるのだそうです。
もちろん、楽器一つ一つで音色は違います。何年か前に樫本大進くんのコンサートで、途中で弦が切れて、コンマスのバイオリンを借りて弾いた時がありましたが、こんなに音色が違う物かと驚いた物でした。また、大進くんの愛器ストラディバリウス・ジュピターがメンテナンス中で、他のストラドを弾いた事があったのですが、そのときも音が違うなあと思いました。
楽器一つ一つ、音が違うのは、当たり前と言えば当たり前だけど、そうすると、自分の楽器を持ち歩くのが大変な、ピアニストの人などは、演奏会ごとに音が違うと言うことになるのでしょうか? たまには持ち歩く(下げて歩く訳ではないけれども)巨匠もいるそうですが。

'03年4月10日(木)〜12(土) 東フィル定演〜思わぬ収穫

10日サントリーホールに行きました。楽しみにしていた、ヒラリー・ハーンがインフルエンザで来日中止になって、代わりに、ジュリアン・ラクリンのブルッフでした。なかなか良かったです。意外とねちっこいかと思えば、さらっとしたところもあり、2楽章がよかったな。演奏はとても良かったとおもうのだけど、客席は「ハーンで聴きたかった」雰囲気が感じられる拍手でした。
でも、アンコールで、イザイのソナタ3番を弾いてくれました。これが、素晴らしかった。まさに、水を得た魚。お客さんもこれなら納得、拍手の量がものすごく増えてブラボーがたくさん飛んでいました。
ハーンは残念だったけど、自分でラクリンのチケットを買うことはなかっただろうから、思わぬ収穫でした。ちょうど、リサイタルで来日していたんですね。今度また機会があったら聴きに行ってみたいです。

ラクリンって、チラシの写真でしか知らなかったのだけど、割と丸顔なのでずんぐり体型を予想していたのですが、ステージに出てきた姿は、ほっそりと足が長くて、なかなか素敵でした。オペラグラスを持っていけば良かったわ。
ただ彼は、お辞儀の仕方をもっと研究すると、さらにファンが増えるのではないかという気がしました。スタイルがいいんだから、映画スターのように颯爽としていてもいいとおもうのだけど、やけにひょこひょこしたお辞儀でしたね(笑)>余計なお世話?

さて、もちろん定演に行った目的は、チョンさんです。春の祭典は素晴らしかったです。春の祭典って、こんなにいい曲だったかしらね。もしかしたら、わたしはベジャールのバレエのイメージが強すぎて、好きじゃなかったのかもしれません。ベジャールの作品って好きなのと、変なのと極端だから。
定演だけど、アンコールをやってくれました。春の祭典の中から一部分だけ。同じ曲からもう一度って、まさに、鳴りやまない拍手に応えてという感じで、ちょっといい感じでした。

'03年4月9日(水) 東フィル リハーサル見学会〜などなどなど

楽しみにしていた、東フィルのリハーサル見学会でした。指揮はもちろんチョン・ミョンフン。ああ、やっぱり生のオケ、そしてチョンさんの音楽はいいわ。元気をもらえます。曲は私の苦手なストラヴィンスキー「春の祭典」だったんだけど、チョンさんならやっぱりオッケーなのでした。不思議。
前回と同じく、マエストロが何を話しているかは、ほとんど聞こえませんでした。それでも、前の方の席がとれたので、マエストロの声とお姿と横顔はしっかり堪能出来ました。コンマスの荒井さんがマエストロに、なにか話してその後少し演奏してから、タクトの持ち手の方を荒井さんに向ける仕草をする場面もありました。とにかく何を話しているのかがほとんど聞き取れないので分かりませんが、気心の知れた指揮者とオケといった感じでした。当然といえばそうですけれども。明日の本番が楽しみです。

さて、一緒に行ったのは高校時代からの、漫画と音楽友達Sさん。見学会のあと、遅いランチを食べながら3時間ちかくおしゃべりしていました。音楽のこと、漫画のこと、ネットの話題、戦争報道や指輪物語のことや、話題は尽きず…やっぱり、気の置けない友達はいいですね。沈んでいた気分も、おかげでだいぶ浮上してきました。

笑ったのが「白馬」の話。私が馬の毛色の話ばかりしているので、友達みんな話題を提供してくれます。嬉しい限り。今日は彼女が読んだ漫画の事で、お嬢様が白馬に乗ってやってくると、あなたは白馬に乗っているつもりだろうけど、それは本当は「芦毛」なのよといわれて、お嬢様はショックを受ける、というシーン(笑)ここでいう「白馬」はどうも「白毛」の事のようで、そりゃ確かにいないわね。日本語で白馬といったら「芦毛」を指すのが普通だけど、それは漫画のギャグだからつっこんではいけません(笑)
食事を終えてから、オペラシティのギャラリーショップ(なぜか「ケロリン」の湯桶があった)をひやかしながら、Sさんからギルガメッシュ叙事詩(だっけ?)の話を聞き、そのあと手塚治虫ショップにもよりました。そこでまたひとしきり漫画の話に花が咲きました。韓国語や中国語の漫画本もおいてありました。書き文字が中国語に書き直してある部分と日本語のままの部分があって面白かったです。「リボンの騎士」のフィギュアがあって馬が白かったんだけど「これも本当は芦毛なのよ」と言って二人で笑ったりしました。シールには、本当にその馬が灰色に塗られていて驚いたのですが、絵はがきでは白になっていました。たぶん背景のないシールだと、白い馬はインパクトがなさ過ぎるので灰色になったのでしょうね。Sさんは、アトムの小銭入れを買っていました。

新宿で別れて、今日は初めて新宿を通る東海道線に乗って帰りました。このごろ、電車はよく分からないです。横浜に止まらない東海道線もあるし、気をつけないと。
帰りに近所のドラッグストアで、リンゴ酢飲料を買ってみました。Sさんが黒酢を毎日飲んでいて肩こりが楽になり、体調がいいと言うことで。黒酢は飲みにくそうだから、リンゴ酢。どちらにしろ続けなければだめよね。
その後、家に帰って、何故かBSつけたらバットマンをやっていて、そのまま最後まで見てしまいました、無表情なバル・キルマーが意外と良かったわ。
さすがに目が疲れたので、WOWOWの「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」はビデオに録って後で見ることにしました。と言いつつ、パソコンには向かっているのだけど。
とっても盛りだくさんの一日でした。楽しかったです。

'03年4月8日(火) DVD「黒馬物語 ブラック・ビューティ」

DVD屋さんをふらふらしていたら、なんと1500円だったので、思わず買ってしまいました。帰ってきて途中まで見ました。いつ見てもいい映画です。
そして、ショーン・ビーンの笑顔はやっぱりいいです。他の映画では、ああいう全開の笑顔をする役ってほとんどないものね。

ところで、似たようなタイトルで「少年の黒い馬」というのがあります。難破した客船から、無人島に流れ着いた、黒い馬と少年の交流とその後何故か競馬場で走ることになる話です。原題が確か「ブラック・スタリオン」というのだけど、もしかしたら、リメイクされているのでしょうか、これから公開の映画リストで「ヤング・ブラック・スタリオン」というのを見かけました。どうも、女の子らしいんだけど。

ちなみに「ヒダルゴ」は12月のようですね。「パイレーツ・オブ・カリビアン」は8月だそうですが。「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」も12月のリストに載っていました(笑)

'03年4月6日(日)〜7日(月) 桜の花の天蓋の下

満開の桜は、意外にもまだほとんど散らずに残っていました。それどころか、まだ風が吹いてもあまり花びらが舞わないほどでした。もうちょっと、散ってくれても良かったのに、なんて贅沢を言ってしまったり(笑)
今日は日差しが強くて暑いくらいでしたが、大きな桜の木の枝が、馬場の上に広く張り出して、ちょうどいい影を作ってくれているところを、キラキラした栗毛のお馬で、気持ちよくお散歩する事が出来ました。至福のひとときでした。

予約してあったCBくんが故障で、久しぶりのAMNくんに乗りました。2年ぶりくらい?2001年にHPに乗せた写真がこれです。今日もちょうど散り具合はこのくらいでした。お馬も同じです。
久しぶりに乗ったら、駆け足がいい感じで、彼も桜はたいして気にしていなかったようだけど、外の空気が気持ちよさそうに走っていました。

ちなみに「天蓋」と聞いて「タコ」を思い出す人は、ここを読みに来てくれる方にはいないかな?お坊さんの隠語です。国語辞典にもちゃんと乗っていました。で、さらに私はこの漢字を「テンゲエ」と読んでしまうのでした。落語でね、あるのです「この蛸を、酢テンゲエにして…」って言う台詞が。

先日の日記に「元気がでない」なんて書いてしまったので、何人かの方から心配して声をかけて頂きました。ありがとうございます。とにかく、病気じゃないんで、大丈夫なんですが、性格の問題ですね。自分がイヤだと思う事があると、どうにも暗くなってしまいます。関係ないと割り切ってしまえば、それも出来るんだけど、なんだかそれもなあって。ネットやらテレビやらの情報も、こういう点では諸刃の剣ですね。

'03年4月2日(水)〜4月5日(土) 桜の花の満開の下

で、栗毛馬に乗ってお散歩しようと思っていたのに、前日の雨で足元ぐしゃぐしゃだったので、あきらめたのが、3日。そして、次の乗馬の日は、桜吹雪の中で…と思っているのだけど、今日は冷たい雨と強い風でだいぶ散ってしまっています。もうしばらく、もってくれますように。

'03年3月27日(木)〜4月1日(火) 元気がでない

病気じゃないけど、元気が出ないのは、世の中のせいか自分のせいか、両方か。いつも日記を見に来てくださるみなさま、あまり、書いてなくてごめんなさい。今年は、12年に一度の良い運気の獅子座のはずなのに、年の初めからインフルエンザにかかったり、パソコンは不調だし。お友達が亡くなったのも、気持ちが下向きになっている理由の一つかもしれない。たとえ、病気でも、事故でも、戦争でも、人が亡くなるのは悲しい事です。悲しい事を心の奥にしまう事が出来るように、人間は出来ているんだけど。

それでも、本を読んだり映画を見たりしています。でも、好きな物でも楽しいことでも、高揚感がないのですよね。また、そのうち元に戻るでしょう。それでも、HPの更新はしました「馬の映画」。「Ride on!」もちょこちょこ更新しています。でも、何を書いても文章が沈んでいるのでありました。うううん。

テレビ情報

'03年3月25日(火)〜26(水) 映画「戦場のピアニスト」 

レディースデイだったので、川崎チネチッタで見てきました。アカデミー3部門受賞の割には、半分くらいの入りだったかしら。

第二次大戦中のポーランドで、ユダヤ人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが、苦難の潜伏生活を送りながら辛くも生き残る事が出来た、実話を元にしたお話です。
それにしても、見た人みんなが言うように、重いお話です。生き残った人が、主人公になる。実話だし、仕方のない事ですが。

《以下ちょっとネタバレです》
印象に残る台詞がふたつ。ユダヤ人居住区に押し込められ、貧しさとドイツ兵の横暴に虐げられている生活の中の、一人の男のつぶやき「もう、神も信じられなくなった」。もう一つは、主人公と助けてくれたドイツ将校との別れ際の会話「なんと感謝すればいいか」「感謝なら神にすればいい」(字幕通りではありません)
アカデミー主演男優賞のエイドリアン・ブロディの受賞スピーチでも、神という言葉を言っていたのは、もちろん彼の考えもあるのだろうけど、作品のこの部分も受けていたのかな、と思いました。

この映画、エンドクレジットの間、ずっとピアノを演奏している手元が映し出されています。そのためもあり、演奏を聴きたい気持ちもあり、席を立つ人は一人もいませんでした。
《ネタバレ終了》 公式ページはこちらです。

さて、映画ネタついでにもう少し、お話変わって4月19日頃から公開になるアニメ映画「スピリット」。ディズニーじゃなくて、ドリームワークス。でも、やっぱりアメリカ・アニメよね。馬なんですが、眉毛があるんです…(笑)そのせいか、その他のせいか、あんまり見てみたいとも思わないのですが、レディースデイにでも行ってみようかな。 ちなみに公式ページはこちらです。

これから公開の馬映画といえば、下に書いた「ヒダルゴ」の他に「シービスケット(Seabiscuit)」もあります。これも実話をもとにした、競馬の調教師のお話のようです。スパイダーマンのマグワイアが騎手役なんですって。まだ、映像はあまり出てきていません。

コスプレなら、ディズニーのカリブの海賊実写版「パイレーツ・オブ・カリビリアン」ですね。ジョニー・デップ主演で、ロード・オブ・ザ・リングのレゴラスのオーランド・ブルームも出ています。公開は、夏?秋?

'03年3月22日(土)〜24(月) 栗毛のたてがみ 

気がつけば、辛夷の花が満開でした。乗馬クラブの駐車場には、桃の花びらがはらりはらりと、散っています。
24日は馬に乗りました。今日は、先生なしでお気楽乗馬。久しぶりのCBくん。天気が良くてぽかぽかなので、風が強かったけど、外の馬場で乗りました。お陽様の光が、鬣に映えて金色に光って見えました。彼は駆け足がとても気持ちがいいのです。風がびゅんびゅんいって、とても早く走ってるような感覚でした。

そして、レッスンがないとどうしても、乗りながらいろいろ考えてしまうのでした。モンゴルは気持ちよかったな、とか、映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」のハスフェルも栗毛だったなとか。たった45分で乗り手はばてばてなのに、十数時間走り続けるって、どんななんだろう、とか。

走り続けるといえば、耐久レースですが、「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴが主役の新しい映画があります。以下、「指輪ときどき日記」と重複します。

アラゴルンのヴィゴ主演のお馬映画「ヒダルゴ(Hidalgo)」の紹介が、スクリーン誌に一ページだけ載っていました。(とーこさん情報ありがとう)
アメリカ西部開拓時代の馬飛脚制度ポニー・エクスプレスのライダーのヴィゴが、オマー・シャリフ演じるアラブ人に誘われて、アラブの馬の耐久レースに出る事になるという話のようです。実話に基づいた話だそうです楽しみですね。ヒダルゴはお馬の名前だそうです。私の好きなピント(ぶち毛)です、かわいい。アラブの馬具も綺麗です。
まだ、日本語のサイトが見つからないんですが、スクリーンに載っていたのと同じ写真があるのがこちら。
"Hidalgo" Production Photos
http://romanticmovies.about.com/library/weekly/blhidalgopicsa.htm

ちなみに、レゴラスのオーランド・ブルームが出る、ジョニー・デップ主演の「カリブの海賊」の実写映画の紹介には、デップのアップしかなかったですね。こちらもネットでいくつか探せます。オーリかっこよさげ(笑)です。とにかくコスプレ物はいいですね。

'03年3月15日(土)〜21(金) ぼよよん 

毎度さぼっていてすみません。なんかあまり思考が外向きにならなくて、電車に乗っているときなどは、今度はあのページを更新しよう、等と思うのですが、家に帰るとぐったりしています。

でも、馬には週に一度は乗っています。18日は初めてのNちゃん女の子です。馬場の調教が出来ている子は、逆に言えば、乗るのが難しいのです。いつも気前の良い(乗り手の意向を汲んでくれる)練習馬とはちょっと違うのでした。思いっきり、へたくそを実感してしまいましたです。今まで私は何をやっていたの、というか、ね、日頃からぼよよんと乗っている自分が悪いのですけど。こういう時って、馬に遠慮してしまうというより、馬を壊してしまう(馬が混乱して調教した内容を無効にしてしまうこと)のを心配してしまいます。それ自体が、乗り手が後手に回っていることなんだけれども。

17日は気の置けない友達4人で、映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」を見に行きました。その後、お食事しながら指輪話などに花が咲きました。お料理には、じゃがにブリー(チーズだけど)に兎の代わりの鴨と、生のさかなの代わりに、生の牛肉と加熱した魚を頼みました。飲み物はビールでなくて、ワインでした。

それにしても、ちょっと映画館で困ったのが、おしゃべりと甲高い笑い声を出す数人の女の子達がいたことです。もし、面白かったとしても、一人で来ていたらきっとあんな風に「きゃははは」とは笑わないだろうに。それも、シリアスなシーンで、です。つまり、女性向け同人誌のネタになるようなところに来ると、必ず笑う、アルウェンが出てくると、べちゃくちゃとしゃべりだす。と言った具合でした。家でDVDを見ているのではあるまいし、まわりには今日初めて見る人だっているのに、失礼な観客でした。

ところで、始まる前のCMに、ペプシのがあります。一部で噂になっていたのですが、やっと見ることが出来ました。凄い、キャストです。ベッカムやロベルト・カルロスなど、マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリードのスター選手が西部劇仕立てで決闘をするという、なかなか見応えのある物になっています。お馬好きにもおすすめの面白さでした。というより、私は人間より、馬に注目していたので、誰が誰やら全然分からなかったのですが。

そうしたら、今日テレビでUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントの組み合わせが発表になっていて、なんと準々決勝の組み合わせが、この2チームなんですって。いきなり、優勝候補同志の対戦です。これは見ないとだわね。

20日には、またブックオフに行ってしまいました。収穫は、なんと「乗馬ライフ」誌の57号、1990年8月号です。この時期の乗馬ライフ誌は、内容が充実していて、写真も見て楽しい物がたくさんあったのでした。ちょっとハッピーかも。ホイテーカー35歳、ミルトン13歳、ボルボ・ワールドカップ優勝だって。

'03年3月12日(水)〜14(金) はじめての BOOK OFF 

14日、実は初めて、ブックオフに行きました。他の量販型(?)古本屋は行ったことがあるんだけど、あの「ブックオフ」は初めてだったのです。通りすがりに見つけて、1時間半ほどふらふらしてきました。確かに、本が沢山あって雑誌等も多いので、何か資料を探すときにはいいかもと思いました。でも、本は欲しかった物はないし、いいなと思ったのは1巻と4巻があって中がなかったり、今買わなくてもいいなあ、というものばかりだったので、結局なにも買いませんでした。ところが、CD売場に行ったら、ブラインド・ガーディアンを見つけてしまいました。彼らには申し訳ないですが、喜んで買わせていただきました。確かに、市場に出回っている物を古本屋で買うのは、ちょっと気が引ける物です。

ブラインド・ガーディアンは、ドイツのメタル・ロック(?このジャンル、今や全然わからないんですが)バンドで、日本でも人気があるそうです。そして、J.R.R.トールキン作品を題材にした曲を書いたり、「シルマリルリオン」のアルバムを作ったりもしているのです。今日買ったのにも、「指輪物語」「ホビットの冒険」を題材にした曲が一つあって、歌詞にはしっかり、ホビットとかトーリン、ドワーフ、エルフ、トロル、ゴラムが出て来るんです。他の曲も、いい感じです。
シルマリルのアルバムは、大好きでよく聞いています。当たり前ですが、やっぱり、バンドの音ってのがあって、トールキンネタだからだけでなく、このバンドの音が、私は気に入っているから聞いているんだな、と改めて思った次第です。

'03年3月9日(日)〜11日(火) お湯を飲む猫 

11日は馬に乗りました。クラブにいる猫は、とても人なつっこい子です。馬の手入れにお湯を汲もうと、バケツを持って歩いていると、にゃ〜んとよってきて、バケツをぺろぺろします。のどが乾いているのかしらと、洗面器で汲んだお湯をあげると、おいしそうに飲むのでした。温度は、お風呂にはちょっと熱いくらいでした。猫舌とよくいいますが、このくらいなら平気なのね。それとも、この子が特別なのかしら?
今日も乗ったのはAPくんです。先生がいると、人間もがんばって運動します。でも、インフルエンザなどで、しばらく休んでいたので、体はぎしぎしです。ましてAPくんは、手綱を持つのに、とても力がいるのでした。おまけに足も、しがみついていたのか、降りたらがくがくしていました。このぶんだと、明日は初心者のような、筋肉痛になりそうです。

10日は、映画「二つの塔」を見に行きました。その前に、税務署に行ったんだけど、書類が足りなくて空振り。映画館では、横に座ったおじさんが、おせんべをバリボリするし、反対の方には、途中から入ってきたカップルが、食べ物を音を立てて食べるし、ぼそぼそしゃべるし、携帯をしょっちゅうピカピカさせて、エンドロールが始まったとたん、席に座ったままべちゃくちゃはなしだすし。平日の昼間だったから、空いていたので、両隣は空席だったから、まだいいんだれども。なんだか、アンラッキーな日でした。

それにしても、日差しは春なのに、なかなか暖かくなりませんね。吹く風が冷たくて、外を歩いていると、3月だと言うのに、耳がちぎれそうにつめたいです。

'03年3月8日(土) 映画「耳に残るは君の歌声」  

この映画は、珍しく映画館に見に行きました。感想も「馬」「音楽」のページにそれぞれ書いています。WOWOWでやったので、また見ました。ジョニー・デップと馬のツーショットがやっぱり良かったわ。
それに、1時間40分という時間も、テレビで見るにはちょうどいいかもですね。2時間を越えると、ちょっとかなり構えて見ないとですものね。

映画では「ジプシー」と言っているし、映画館では字幕もそのままだったのだけど、テレビの字幕は「ロマ人」となっていました。「ロマ」はいいとして、「人」がつくのは変じゃないのですかね。まあ、まだあまり知られていない言葉だから、わかりやすくという配慮なのかもしれませんが。映画のなかでは差別的に使われていたので、本来ならジプシーの方が、意味的には合うんですけど。
ご存じだと思いますが、ジプシーは黒人をニグロと呼ぶような、差別用語で、ロマというのが、差別的といわれない呼び方らしいです。
映画の舞台が、ちょうどナチスがパリに侵攻してきた時で、ユダヤ人とともに、ロマたちもひどい迫害を受けていた時代なのです。というより、ユダヤ人より、もっと酷い状態だったと言われています。

この映画、主人公がユダヤ人、友達がロシア人、その恋人のオペラ歌手がイタリア人、住んでいるのがパリで回りはフランス人、ナチスがドイツ人、大家さんはポーランド人、主人公の養父母はイギリス人、そしてロマ、といろんな人が、多分それぞれの訛の英語を話しているらしくて、分からないなりに面白かったです。

この映画でヒロインのクリスティナ・リッチをくっているのが、彼女と同居する友達のお色気美人(いつの言葉だ、今はなんて言うの?)ケイト・ブランシェットです。唇からはみ出すような真っ赤っ赤な口紅で、回りの男たちを魅了していました。そう、あのガラドリエル様が、おしりの見えそうなキンキラ衣装のダンサーを演じております。あの流し目は、ばさばさ睫毛とこてこてアイシャドウで、さらにパワーアップされていました(笑)
お馬は、たぶん飛蔭と同じ、アンダルシアン種ですね。真っ白で前髪とたてがみが長くて、綺麗なお馬でした。

'03年3月7日(金) 映画「ジェヴォーダンの獣」  

ロードショウの時に見逃して以来、ずっと見たいと思っていたのでした。やっとWOWOWでやってくれたので、見ることができました。(レンタルは利用しなくなって早数年)やっぱ、大きいスクリーンで見たかったな、これは。
いや、考えてみると、映画の大きいスクリーンて、慣れないせいか、大きすぎると感じる事があるのですよ。特にふつうの人間ドラマ、みたいなのだと。ふつうじゃないのは何かというと、ロード・オブ・ザ・リングみたいに、景色がとっても重要な要素だったり、巨大さにとても意味があったりする場合。

「ジェヴォーダンの獣」は、見た人がみんな面白かったと言っていたので、楽しみにしていました。噂に違わず、面白かったです。そういう話だったのか〜とは、おもったけど、見事にネタバレ情報はなかったのでした。やっぱ、コスプレ好きだな〜。でも、かわいそうな話でしたね。見終わって、涙がぽろぽろだったのは、ストーブを消した空気のせいだろうけど。ラストシーンがきれいだったのは、慰めという感じでよかったです。

そんでもって、お馬もたくさんでてきましたね。フランス革命のちょっと前の時代で、謎の獣を狩る話なので、お馬の出番が多かったです。森の中を走るシーンなど見ても、やっぱりPJはうまくなかったな、と思ったりするくらい、いい感じでした。あの時代って、女の人もまだ、またいで乗っていたのかしらね。貴族のお姫様も、横鞍じゃありませんでしたよ。この前の、イギリスのテレビドラマ「紅はこべ」でも、革命の頃の女の人が、またいで乗っていましたよね。確かに横鞍の歴史は、浅いんだけど。両方あったのかな。

'03年3月5日(水)〜6日(木) カウンター  

HPの復旧は順調に進んでいたんですが、ちょっとした手違いで、カウンターの数字が 消えてしまいました。ほにゃ〜。直せるところはなおしたけど、2カ所ほど、1からになってしまいました。あ〜あ、ま、いっか(笑)

'03年3月4日(火) 好きな小説  

小説家の生島治郎が亡くなったそうです。あまりたくさん読んではいないんだけど「黄土の奔流」は大好きな小説です。初めての海外旅行は上海でしたが、ちょうど、この小説を読んだころでした。内容も、ハードボイルドながら、少女漫画的で、とても面白かったのです。また、久しぶりに読んでみようかな。

テレビ情報


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このページの背景は「Salon de Ruby」さんからいただきました