私事備忘録
OPEN DEC.06.1998 & UPDATE MAY.20. 1999
「馬づくし」や「古典芸能&文学」のページに直接関係ないことを、つらつらと書いてみようかと思っています。日記みたいな物です。こんな事にも興味があるよって事で、読んでくださる方の参考になればいいなーと言う程度の物です。
これから、作っていきたいページのメモ的な物になると思いますが、お暇のある方は、読んでみたください。
☆藤木日記を作ったので、このページは現在休止状態になっています。最近の話題は、こちらでご覧下さいませ。のページで紹介した、フランス国立馬術学校「カドル・ノワール・ド・ソミュール」の日本公演だと思います。興味のある方は見てみてね。(衛星放送ですが)
- 後白河法皇直筆の「梁塵秘抄」断片発見!!('99.MAY.20)
- 各新聞、TVニュースでも報道されていますが、あまりすごいので書いておきます。後白河法皇直筆の「梁塵秘抄」断片発見!!ほんとに断片です。縦26.8p、横12.1pの小さなものに、今様が書かれているだけ。だけどあの、「平家物語」の影のヒーロー、お茶目な大天狗(笑)後白河法皇の直筆とあっては、捨ててはおけません。
「梁塵秘抄」は、今様(当時の流行歌)を本人も名手であった、後白河法皇が自ら編纂したというもので、現在20巻有る内のほんの一部しか、発見されていないのです。
このHPにも、「平家物語」「梁塵秘抄」の内容のご紹介は、色々としていく事になります。興味が出てきたら、こちらのページも、見てね。 ☆平家物語・扉☆平家物語・和歌☆和歌
- 「クラシック音楽&バレエ」のページ進行中!!
- そろそろ、他のページも作りたくなって、準備中です。MIDIもつけちゃうつもりです。でも、なるべく重くならないように、気をつけてます。
新しいページを、作る動機が、素材を使いたいからってのが、不純な私(*^_^*) 素材やさん&音楽リンクも、すてきなところを見つけました。お楽しみに。
オープンは、6月の予定です。
- ベジャールのバレエ「くるみ割り人形」を見てきました
- 「ベジャールはもういい」と言いながら、つい行ってしまう、「もしかしたら」と思いつつ、、、。でも、もういい(笑)
東京バレエ団による、日本初演でした(3月17日)。このバレエは、彼のお母さんの生誕100年記念(!?)で振り付けられた作品で、お母さんの思い出というか「ボクがマザコンになった理由(わけ)」って感じの作品でした。
彼の7歳の時にお母さんは亡くなって、お母さんと結婚したかったボクは、バレエと結婚したンだそうだ。ベジャール本人のだろう、日本語のモノローグと映像のビデオが入って、大チャイコフスキーの音楽の流れを、いちいちぶつ切りにしてくれるし、努力はしたんだろうが、へたな日本語は、耳障りだし(「母」の発音は、がんばったね〈フランス語の人にはかなり難しいらしい〉)結構解りやすい振り付けだったから、もう少しマイムなどを入れてセリフ無しにした方が、よかったんで無いの?ついでに「くるみ割り人形」にする必要は、どこにあったの??
主人公「ビム」吉田和人は可愛かった。怪しい狂言回し「M」(マリウス・プティパ、メフィスト、、を意味する)首藤康之は適役。ねこの「フェリックス」五島和雄も元気で良かった。見ている方より、踊る方が楽しそうなバレエでした。
一番良かったのは、マリウス・プティパに敬意を表して、オリジナル振り付けのまま踊られたグラン・パドドゥ。斉藤友佳理はやっぱりいい、きれいだし、優雅さ、安定感、華やかさ、、見ていて、わくわくするダンサーの一人です。
この前の、「バレエ・フォー・ライフ」も最後のショルジュ・ドンの映像が無かったら、「なんだったの?」って状態だったけど、今回も、斉藤友佳理と木村和夫のグラン・パドドゥに救われた。って所でしょうか。
私の場合、「ベジャールが好き」なのではなくて、その才能のすごさに圧倒されて、感動していたのね。だから、最近の様にスケールが小さくて、こぢんまりとした物を見せられると、ちょっと寂しいです。
- 趣味切手「笑門来福落語切手」発売!
- 郵便局へ行ったら「笑門来福落語切手」というのが売っていて、思わず買ってしまいました。
志ん生、文楽、圓生、小さん、米朝の五人の似顔絵と、得意の噺の紹介が書いてあるのだ。使うのが、もったいないけど、こんな切手で手紙を貰ったら嬉しいね☆
- 熊川哲也のチケット即完売(;_;)
- なんだか、全国的に有名になってしまった「くまてつ」こと熊川哲也。ネスカフェのCMで、踊っていたでしょ。
彼がイギリスのロイヤル・バレエを退団して、新しく作ったカンパニーの、5月の日本公演のチケットが、2月14日発売だったんだけど、10時に電話をかけて、かけ続けて、つながったのは二時間後、既に完売のテープになっていたそうです。
プロモーションも程々にしてくれないと、本当にバレエが見たい人が、見れない結果になるじゃないか、、、。ヨーヨーマもそうだったよね。
- テレビで東京国際馬術大会をやります
- また、テレビの話で恐縮ですが、馬術はなかなかテレビではやらないので、一応情報です。
1月31日(日)教育テレビ 午後3〜4時 馬事公苑で行われた、ショウジャンピング(障害馬術)の国際大会です。楽しみですね。
- お正月です。テレビで歌舞伎など、いろいろやりました☆
どれかご覧になりましたか?
- お正月ですから、歌舞伎の生中継があります。1月2日NHK教育テレビ夜7時から、「勧進帳」、「鳴神(なるかみ)」がお勧め。
☆☆若者達の舞台は、はらはらドキドキでしたが、なかなか良かったと思います。新之助さんは、いい声だね(^o^)。菊之助さんのオーラの成長が楽しみです☆
3日昼の12:15からNHKBS2「鬼一法眼三略巻」が、楽しみです。
☆☆3日から仕事で、ビデオに録っておいたのだけど、まだ見てないの(;_;)
それと、1月5日NHK総合夜10時「堂々日本史」が「平安王朝・雅の宴」と言うタイトルで、面白そうです。
☆☆面白かったです。本では読んだことが、あったけど、こういうものだったのですねー。
ついでに、1月8日NHKBS2夕方5時「馬が踊る!華麗なるフランス馬術」というのをやります。これは、『うまめも』
日本では、なかなか見られない物ですので。☆☆でも、やっぱり「ウィーンのスペイン乗馬学校」の方が、ずっといいですね。
おまけに、その日の夜9:30から、バイオリニスト五嶋みどりの番組をやる。これも興味深いでしょう。
☆☆淡々とした番組だったけど、静かな感動がありました。「全ての聴衆に良かったと思って欲しいと思う反面、少ない人数でもいいから、深い感動を味わってくれたら」というような事を、五嶋みどりさんが言ってました。なんだかとっても良くわかる。私は、芸術家では無いけれど。
私は、その作品(絵画でも、またステージに立つ人の作品、演技や演奏でも)だけを見ていればいい、という主義なんだけど、たまには、話を聞くのも感慨のあるものだと思ってしまいました。ホントに、私事ですみません(^o^)
テレビでロイヤルバレエ「くるみ割り人形」を見ました NHKの衛星で「くるみ割り人形」を再放送していました。吉田都とイレク・ムハメドフ(ポリショイ)のパ・ド・ドゥが見たくて、ビデオに録りました(何しろ、明け方に放送されるんだから)。 吉田都(こんぺいとうの精)は、きびきびした動きが小気味いい感じ。正確で、きれいな踊りですね。(1994年12月のだから今とは変わっているかも知れないけど。最近では、あの熊川哲也との共演が記憶に新しいですね。)
ムハメドフはねやっぱり、安心して見ていられる安定感。彼の場合、イメージとしてはスパルタカスみたいな、濃いキャラクターなんだけど、さすがに、何でもこなすのね。今回の振り付けは、ピーター・ライトとレフ・イワノフ。クララの夢のシーンの各国の踊りで、主人公のクララも一緒に踊るという設定。ドロッセルマイヤーさんも、パーティーの進行役として目立つ役です。驚いたのは、ソリストの中に、カイ・イーレイ(イー・レイ・カイ)の名前があったこと!!!パーティーのシーンのクララの相手と、夢のシーンのロシアの踊りでした。バレエを良く見に行っていた頃は、あまり名前を見なかったので、すっかり忘れていたんだけど、ある年の(多分87年)「ローザンヌ・バレエ・コンクール」ですごく目立っていた中国の男の子なんでした。とっても、個性があって、気になるダンサーだったのです。うわー、ロイヤルで踊っていたのね。今でもいるのかしら。
意外なところで、感動した私でした。
パリで買った本が届きました☆ パリのクリュニー美術館で、図録と中世の生活の様子が載っている本(もちろん絵を見るだけ。フランス語はさっぱりの私です。)を買いました。重いので、お友達に郵便で送って貰った(感謝!!)のが、届きました。嬉しい☆ 改めて見て、うきうき気分です。やっぱり中世大好き。あの訳の分からない時代がミステリアスでいいのね。大好きな騎士物語の舞台はこんな様子だったのかなー、なんて想像しながら眺めて楽しんでいます。
早く、中世騎士物語のページも作りたいです。でも、とりあえずは、日本の古典のページを開かなきゃね(^_^)
「マラーホフの贈り物」を見てきました。 11月14日バレエ公演「マラーホフの贈り物」を見てきました。
以前は、月に一度か二度ぐらいは、歌舞伎やバレエを見に行っていたのだけど、この頃あまり行かなくなっていて、かなり久しぶりでした。前に「世界バレエフェスティバル(97年)」を見に行ったとき、この年のは、期待していたほどでもなくて、良かったのは、バランシン振り付けの「シルヴィア・パ・ド・ドゥ」を踊ったマラーホフだけって感じだったの。
マラーホフは、まさに王子様☆やっぱりね、バレエは、優雅で気品のある王子様がいなくては!!と思う私としては、大満足だったわけです。で、今回はというと、彼が良かったのは、ナチョ・デュアト振り付けの「レマンゾ」。男性だけ3人の小品。シンプルな衣装で、彼のしなやかで優美な腕の動き、体のラインが、きれいでとってもすてきでした。
でもアラン・パーソンズの「コート」という作品は、うーん、違うのが見たかったぞ。と思ってしまいました。真っ暗になった舞台に、規則的に光るフラッシュのような照明が、ジャンプの頂点にいる瞬間を捉える。見ている方には、彼がずっと空中にい続けていると錯覚するような作品。しかし、一つ呼吸を間違えば、種はばればれ。どうしてもね、0. 何秒か、ずれる。欲しいのは、頂点なんだけど、、、。
パーソンズ本人のを、見たことがあるんだけど、まさに、完璧でした。それを、なぜマラーホフが、やらなければいけないのか、彼の為に振り付けが少し変えられていたとはいえ、彼の良さは、あのしなやかな、体が描く動線にあると思う、一瞬を切り取る意味は、無い。私としては、納得のいかない、演目でした。今回特に良かったのは、ルシア・ラカッラとシリル・ピエールのパ・ド・ドゥ。「白鳥の湖」2幕のアダージョと、「弦楽のためのアダージョ」どちらもしっとりと、美しい詩情あふれる踊りでした。「白鳥・・」の方は、最近元気なというか、力強いイメージのダンサーが多い中で、しっとりと、気品のある踊りが新鮮でした。
馬の博物館に行きました 横浜の根岸には、日本で最初の洋式競馬場跡があります。そこには、「馬の博物館」があって、私は10月31日、そこでやっている特別展「鎌倉の武士と馬」が見たくて、行って来ました。 展示物は、少なかったんだけど興味深かったです。平家物語の時代の馬の模型もあって、小さい馬でした。体高140pくらい。馬具もいくつかあって、鐙なんか、足を乗せて摩耗した跡があったりして(当たり前といえばそうなんだけど)ホントにこんな鐙で乗ってたのかーと、感動してしまいました。
それと、講演会もやっていたので、聞いてきました。「中世武士の武芸と戦闘」という題で、戦記物の記述と本当の戦闘のやり方の違いなど、興味深い内容でした。
いずれ、平家物語のページあたりに、紹介したいと思います。この「馬の博物館」の常設展示も、あまり数は多くないけれども面白いです。それと、ポニーセンターには、アラブ、サラブレッド、ポニー、在来和種など数種類の馬が飼われています。かわいいですよ。
横浜観光の際は、是非寄ってみてください。競馬場跡も公園になっていて、ピクニック気分で、楽しめます。
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