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OPEN MAR.03.1999

武者を好まば こやなぐい、狩を好まば綾藺草笠、捲り上げて、

梓の眞弓を肩に懸け、軍遊びをよ 軍神

むさを このまば こやなぐひ、かりを このまば あやゐがさ、まくりあげて、
あづさのまゆみを かたにかけ いくさあそびをよ いくさがみ

(梁塵秘抄 雜 より)


◆「平家物語」既存の記事と「平家物語の人物」のページとでサイト内のリンクを張りました。興味のある人物がありましたら、クリックしてご覧ください。馬、歌舞伎、和歌、装束などのページに飛びます。ただし、ご期待に沿えない場合も多々あると思いますがご了承くださいませ。この「平家物語」のコーナーは今後更新はあまり出来ないと思います。大河ドラマやアニメをテレビでみていると、また何か書きたくなるかしれませんが…2022.01.26

新しいページを作りました。「平家物語の馬の毛色と乗り手の装束」2009.JAN.26

「平家物語の名馬と出来事」のページを作りました。ご覧ください。2005.APL.03

大好きな平家物語、そう、言わずとしれた「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、、、」の、語り物。滅びの美学です。

平家と源氏の勇壮な合戦の部分も、わくわくする読みどころですが、脇を固める、女性達、公家の方々の悲劇なども、重要な部分です。登場人物達は、中には野人もいるけど、武術に長け、かつ和歌などを詠んで、過ごしていたゆかしい方々も大勢います。そんな人たちが、戦の露と消えて行かなければならなかった悲劇も、ご紹介していきましょう。

この歌は、梁塵秘抄の中のひとつです。平家物語の重要人物の一人、後白河法皇は実は今様の名手で、後代に残すために、今様を集めた「梁塵秘抄」とその口伝集を編纂したほどです。
今様というのは、当時の流行歌みたいなもの。和歌が貴族の物だったのに対して、庶民の芸能でした。それを、天皇(法皇)様が御自ら謡われるあたり、型破りで大胆な人だったんです。面白いですね。

平家物語を「歌舞伎」「人物」「和歌」「馬」という切り口で、まとめて見ました。とはいえ、膨大な量になってしまいそうなので、完成はいつになることか。工事中の部分も多いですが、お好きなところからご覧くださいませ。また、関連ページとして、私の描いた平家物語のイラストのある「ゆりこのお絵かき」もありますので、お時間のある時にでもお立ち寄りくださいませ。

こちらの一覧表には、平家物語全十二巻の、簡単な内容も書きましたので、良かったらご覧ください。



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このページの背景は「Queen's World」さん から頂きました。